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低血圧

【血圧とは?】
心臓と血管をポンプとホースに例えると、ポンプが心臓でホースが血管ということになります。また、その中に流れる水が血液に当ります。
ポンプを押すと水は勢いよく遠くへ飛び出します。また緩めると、水はホースから垂れる程にしか出ません。つまり、これが血圧のメカニズムなのです。心臓が縮んだ時の血圧を最大血圧(俗に言う“上の血圧”)と言います。また心臓が開いた時の血圧を最小血圧(俗に言う“下の血圧”)と言います。 低血圧とは、あおむけに寝た状態で、最大血圧がいつも約100mmHg以下の場合をいいます。また、立ち上がった時にだけ下がる場合もあります。心臓のポンプの圧力が弱いために、頭、内臓、筋肉、各器官などに充分な血液を送ることができず、各機能が低下している状態であり、何らかの症状がある場合を低血圧症といい、治療が必要になります。

【低血圧症でよくみられる症状】
色々検査をしても原因が分からないことが多く、様々な不定愁訴を伴います。そのため、ご家族や身近な方々になかなか理解してもらえず、つらい思いをされる方もいらっしゃるかと思います。

・体力がなく疲れやすい
・痩せて虚弱体質
・声が弱々しい
・筋肉、内臓の発達が良くない
・めまい
・顔色が悪く、艶がない
・四肢の冷え
・食べるのが遅い
・過食すると吐き気や下痢をする
・夏バテしやすい
・腹筋に力がない
・胃がチャプチャプ音がする など

【中医学的に見た低血圧症の原因】
低血圧症は、色々検査をしても原因が分からないことが多く、様々な不定愁訴を伴います。そのため、ご家族や身近な方々になかなか理解してもらえず、つらい思いをされる方もいらっしゃるかと思います

気血両虚タイプ
 

長い期間栄養不足状態が続くと、心臓のポンプを押すエネルギーである「気」が不足し、ポンプ力が落ちることで、低血圧になります。また、貧血や月経過多・痔・けが・腫瘍、慢性病、ストレスなどのために、「血」の量が減り、血管への圧力が低くなります。また、体力・胃腸が衰えると、ポンプを押し出す「気」や体に栄養を届ける「血」を作る力が弱まり、結果として血圧が低くなります。

≪自覚症状≫
顔面蒼白、疲れやすい、手足がだるい、お肌や髪に艶がない、食欲不振、汗ばむ、動悸、不眠、冷え性、肌荒れ、めまい、立ちくらみ、経血量が少ない、目の前が暗くなる、など。

気陰両虚タイプ
 

虚弱体質、慢性病、加齢、過労、ストレスなどで、ポンプ力になる「気」が消耗し、血圧が低くなります。また、「血」の元となる身体の潤いである「津液」が消耗し、結果として「血」も減少し、血管への圧力が減り、低血圧となります。

≪自覚症状≫
めまい、ふらつき、耳鳴り、動悸、不眠、足腰がだるい、痩せる、口や喉が渇く、食欲不振、疲れやすい、息切れ、手足がほてる、汗をかきやすい、便秘など。

脾腎陽虚タイプ
 

虚弱体質により運動不足になると、肺の働きが弱くなり、酸素の代謝が落ちて、ポンプ力となる「気」を生む力が弱まり、低血圧になります。また、慢性病、加齢、過労などにより、生命エネルギーそのものである「腎」が低下し、もともとの胃腸虚弱体質や飲食の不摂生により、ポンプ力である「気」や全身に栄養を運ぶ「血」を作る胃腸(脾)が弱ることでも、血圧がさがります。

≪自覚症状≫
めまい、目の前が暗くなる、寒がり、手足・腰・お腹が冷える、耳鳴り、物忘れ、浮腫みやすい、動悸、不眠、顔色が白い、尿が近いなど。



【低血圧症のための養生、漢方】
① 甘いものは摂りすぎないようにしましょう。長く取り続けると、「脾」(胃腸)が疲れてしまい、栄養を吸収する力や、「気」「血」、血管などの筋肉を作る力が弱くなってしまいます。
② ミネラルを毎日しっかり摂りましょう。ミネラルは、「腎」を強くして生命エネルギーの源を作ります。
③ 香辛料を適度に摂りましょう。香辛料はすべての「気」を生む「肺」を養ってくれます。
④ 緑の濃い野菜を摂りましょう。毎日新しい血液を作り、血管を丈夫にします。
⑤ 毎日適度な運動をしましょう。通勤・通学で駅までは徒歩にしたり、買い物を徒歩でいったり、歩くことは無理なく続けられる良い運動です。適度な運動は、心肺を活性化し、丈夫にしてくれます。

漢方としては
「気」「血」を作り、血流を改善する婦宝当帰膠、十全大補湯
「脾」(胃腸)を強くして、「気」「血」を生み出す力を高めてくれる補中益気湯、四君子湯
「腎」を高めて、生命エネルギーを回復する瓊玉膏、参馬補腎丸、亀鹿二仙丸 など。

まずは養生を見直したうえで、漢方や鍼灸を取り入れ、少しずつ体質を改善し、不定愁訴の悩みを改善していきましょう。

※体質に合わない漢方は、服用することで症状を悪化させてしまう場合があります。 漢方を服用の際は、必ず専門家にご相談の上、お飲みください。




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