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  2. 自然由来の知恵と力 中医学のお話し

中医学は、中国で育くまれた深い知恵と実績のある伝統医学

自然界中医学とは2000年以上の歴史を持つ中国伝統医学のことです。

それは、有史以前より時の為政者(皇帝)により守られ、時代の研究者たちによって深められながら、長い年月をかけ体系が整えられた歴史ある医学です。
人体内部では様々な要素が関連し合っており、更に人と自然界や環境とも相互に関連し合っていると言う「整体観」を思想の礎として、オーダーメイド医学ともいえる「弁証論治」と、現代では予防医学にあたる「未病先防」の考え方が根幹にあります。
「弁証論治」とは、病因や経過を具体的に分析することで、論理的に体質を明らかにしてそれに応じて治療方法を選択する考え方です。
また、「未病先防」とは、未だ病気までに至らない、様々な不調や症状が見られる未病の状態を的確に把握し、本格的な病になる前に対策をとることを言います。
「整体観」に基づいた「弁証論治」そして「未病先防」はまさに全体観に基づいた医学であり、現代で言われる「ホリスティック医療」の原点がここにあります。


~中医学の大きな特徴はこの三つ~

 dot 人の内側のバランスと、更にその人を包む自然や環境等全体の関りで診る「整体観(バランス医学)」

 dot 現れた症状と原因を調べ、体質に合った適切な治療をする「弁証論治(オーダーメイド医学)」

 dot 体質にあった養生法によって病を未然に防ぐ「未病先防(予防医学・セルフメディケーション)」

中医学では病気や症状に合わせて、必要なものを必要な分だけ組み合わせます。

中医学は学問の成り立ちの上で、漢方薬・鍼灸・按摩、薬膳(養生)、気功などの部門があり広範囲に渡っていますが、一般に中医師と呼ばれる医者は湯液(漢方薬)や、鍼灸にて治療する医者を指しています。他にも分野ごとに、気功や薬膳などを指導する医者が存在しており、その人の体質や症状を総合的に診ながら各分野の治療法を組み合わせてゆきます。その治療法を組み合わせることによって、様々な病に働きかけることができ、また相乗効果を得ることができます。「さじ加減」と言う言葉ありますが、中医師は治療方針を総合的に考えながら、患者様の病状に合わせて"さじ加減"をしてゆきます。例えば、生薬と呼ばれる漢方薬のもとになっている薬草などの中には、使用する量によって効果が異なったり、同じ薬草でも加工方法によって働きが異なったりするものもあります。そのさじ加減と言うものが繊細にコントロールされ、個人個人で異なり個人個人に合わせて処方されたオーダーメイドの治療法となるのです。

扶正祛邪の治療方針

中医学では病気の治療においては、扶正祛邪の治療方針がとられています。「扶正祛邪(ふせいきょじゃ)」は、不足しているものを補い、身体にとって有害なものを取り除くことを言います。この考え方は最新の医療である「がんの免疫療法」とも繋がっています。がん細胞を化学薬品や放射線などで攻撃したり、外科的手術で取り除く(祛邪)のではなく、もともと持っている免疫を回復させて自らの守る力(扶正)で病気を治すことです。この医学の優れた点は副作用がほとんどなく、病気を治療することが出来る点です。時間をかけて悪くした病気は、自分の身体を回復させていくことがとても大切な治療法と言えます。自然由来の知恵と力を以って、人を自然に癒し調和した状態に整えていく。それが中医学の素晴らしいところなのです。

中医学は食の中にも

自然界例えば、食材においても五性、五味、帰経(きけい)といった内臓とのかかわりについて細かく区分されています。

五性:寒・涼・平・温・熱の食物の五つの性質
五味:酸・苦・甘・辛・鹹の五種の味
帰経:食べ物と関係が深い部位や臓腑

これらが薬膳という考えの方の中に活かされています。「気」「血」「津液」のバランスが崩れた状態を、薬膳(たべもの)で調整し、バランスの取れた「中庸」の状態へ体を戻します。
中医学の考え方が生活に生かされている中国では、身体の不調を感じたら病院に行く前にまずは、「不調を正しい状態へと導く食性を持つ食物でバランスを整える」ことが生活に根付いています。私たちが毎日当たり前のように行っている「食事」と言う行為は、健やかさや美しさを保つための基本なのです。中医学は私たちの日常生活の中にあり、とても身近で心身に優しい医学だと言えます。
また、食以外にも環境、季節、心理等との関わり合いも紐解かれており、「陰陽」や「五行」と言う考え方も学説としてまとめられています。まさに中医学は現代に生きる私たちにとって、取り入れやすいナチュラルな健康法でもあるのです。


五行と陰陽

現代の病に中医学という光

世界トップクラスの長寿国でありながら、その実はがんをはじめ成人病、寝たきりや慢性疾患、病や不調が蔓延しているのが現代の日本社会の現実です。これではいけないと国をあげて「セルフメディケーション」が声高らかに謳われるようになりました。セルフメディケーションとは、病にならないように自分で自分の身体を管理すること。これからの時代は、意識して自分で健康管理をすることが必要となってきます。では、そのために必要なことはなんでしょうか。自分で自分の健康を守るには?まさしく、それが現代社会で中医学が注目されている所以です。
西洋医学による治療には、病名や症状に対しての治療で、患者様の内側で起こっている生命活動の不調和に対しての関心がどこか欠如しがちなことがあります。中医学の素晴らしさは「人を診て病を診る」ところにあり、病気の人の体と心の状態を診てそれにお薬を合わせていくというオーダーメイドの治療なのです。人は、一人一人性格が違うように、体質が違います。同じ病名でも体質が違えば、当然お薬が変わるのです。中医学は、これからの時代にますます必要とされる医療となってくるでしょう。そして、それは中医学のみではなく、中医学と西洋医学の両輪こそが新しい時代の健康社会を創るための礎となるはずです。
誠心堂グループは未来の健康社会のために、東洋医学と西洋医学に希望の橋を架けてゆきます。

中医学イメージ

 

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