心臓や脳とも関係する腎臓が弱ると、多彩な課題を抱えてしまいがちです。
漢方は非常に使い勝手がよく、西洋薬で対応できない場合においても有効なことがあります。また、生活の質を高めることは、腎臓にも良い環境を作ることにつながるでしょう。
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こんなお悩み
ありませんか?
- 健康診断で腎機能障害や腎機能低下を指摘された。
- クレアチニン、HbA1c、タンパク尿、eGFR、
血清シスタチンCの数値の指摘を受けた。 - 慢性腎臓病で病院に行っているが、
今の治療法のままでいいのかわからない。 - 人工透析は避けたい。
- 最近夜中に尿意で起きる
- 尿が泡立つ
- 朝からむくみを感じる
- 疲れが抜けなくなった
7人に1人が
抱える慢性腎臓病
慢性腎臓病とは、慢性的に進行する腎臓の病状を指す用語です。
この病気は、20歳以上の日本人の約7人に1人が患っていると推定されており、合計で約1,480万人の成人が影響を受けています。
慢性腎臓病には、糖尿病や高血圧を原因とするものや、難治性疾患のIgA腎症などがあります。
慢性腎臓病(CKD)の初期段階では自覚症状がほとんど現れないため、早期発見が非常に困難です。
この事実が、患者数の増加の主な原因となっています。
参考:厚生労働省「腎疾患対策検討会報告書~腎疾患対策の更なる推進を目指して~」P3 CKDの疫学 平成30年7月
東洋医学の専門家集団
誠心堂薬局代表
- 監修 西野 裕一
- 薬剤師・鍼灸師・国際中医専門員A級
株式会社 誠心堂薬局 代表取締役
慢性腎臓病の基本から予防方法、日常生活での対策や今注目されている中医学による慢性腎臓病対策まで紹介いたします。
有益な情報をご紹介いたしますので、是非ご覧ください。あなたの健康寿命に将来にわたり貢献できれば幸いです。
専門医も推奨
西洋医学では基礎疾患のコントロール、
漢方薬では腎機能の向上を目指します。
人工透析のリスクが上がる前に
漢方の補腎薬で腎臓をサポート。
西洋医学では異常値や症状が現れてから治療を⾏います。漢⽅の場合は、症状が出る前から服薬が可能です。また、特に透析をされている場合、様々な症状・合併症を抱えており、西洋医療による治療に行き詰まるケースにしばしば遭遇します。西洋医学的に考えられる治療を行っても効果が不十分、または治療法がない場合でも、漢方薬が奏功することがあるようです。それだけでなく、全身の様々な症状に対しては、漢方薬を服用することにより、西洋薬の処方数を抑えやすくできる場合があります。また、体力の低下した高齢のCKD保存期&透析患者に対しても、安全に使用しやすいことから、CKD保存期&透析診療の現場で漢方薬が果たす役割は大きいと考えます。
参考:新見正則・和田健太朗「フローチャート 慢性腎臓病 漢方薬」新興医学出版社,2022年8月,27ページ
慢性腎臓病における
漢方・中医学の役割
西洋医学では手が届かない症状への解決策として期待されています。
複数の臓器にまたがる
症状にもアプローチ
中医学の考え方
漢方の理論である中医学では、人の身体は五臓六腑から構成され、それらは相互に調整しあっており、自然界とバランスを取りながら環境の変化や病気への抵抗力を発揮すると考えています。また、老化現象も臓器の機能が低下する変化と考えていることが特徴です。
そのような考えから、慢性腎臓病をはじめとする多臓器にまたがる生活習慣病や老化に伴う不調にも働きかける対策が存在します。
腎機能の低下=「腎虚(じんきょ)」
「腎虚」改善には血流の促進・修復を助ける漢方薬
「腎虚」を早期に察知し対策することが腎機能を保つことにつながるでしょう。こうした中医学の予防の考えを「未病先防(みびょうせんぼう)」といい、特に自覚症状の少ない慢性腎臓病において重要な役割を果たします。中医学の言葉に「上医は未病を治し、下医は既病を治す」とあり、すでに病気が発症している既病を治す医療より、未然に病気を予防する医療を重視していることが分かります。
漢方薬は血流を促進し修復を助けることを得意とし、この働きが「腎虚」の改善をサポートします。さらに、自律神経のバランス調整や食生活のバランスも大切です。このように総合的に身体を整えていくことで、腎機能の低下や慢性腎臓病の進行を遅らせることを目指します。
結果として、身体全体の調和を促し、慢性腎臓病に役立つだけではなく、将来的な健康維持・健康寿命にも寄与していきます。
中医学のエイジングケア
「補腎薬」
補腎薬=腎の機能をサポートする
中医学の五臓六腑である「腎」は成長、発育、老化に関与し、尿の生成と排泄も行う重要な臓器です。
女性は28歳、男性は32歳ごろピークに達し、その後は機能が低下します。
この自然な老化プロセスに対抗し、「腎」の機能をサポートするのが補腎薬です。
特に動物性の補腎薬、例えば鹿角膠、亀板膠、阿膠などは効果が高いとされています。
慢性腎臓病においては、腎機能の低下が主な懸念です。これらの補腎薬は腎機能の低下を防ぐうえで重要な役割を果たします。
中医学の観点から、慢性腎臓病の管理において、これらの補腎薬は非常に価値があります。
漢方で腎臓を元気にするなら中医学のプロ集団 誠心堂薬局に
お任せください!
誠心堂薬局が提案する
慢性腎臓病対策について
漢方薬で、慢性腎臓病(CKD)の
根本原因にアプローチ
むくみの原因
むくみは一般的によく自覚する症状です。長時間立っていると足がむくむなどは誰にでも起こることです。しかし、病的なむくみになると朝から顔や手にむくみを感じたり、むくみが取れにくいといった状態になります。なお、中医学では水分代謝を「肺」「脾」「腎」の3つの臓腑が担っています。
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肺
汗を調整して全身の水分の循環をコントロール
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脾
飲食物の消化吸収や腸の働きなどを調整
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腎
ホルモン分泌や成長・発育・老化のスピードをコントロールし、不要な老廃物を尿として排泄
西洋医学と同じ働きもありますが、中医学において臓腑は様々な内臓の働きを併せ持った機能があると考えられています。
むくみの治療において、「肺」「脾」「腎」の3つの働きを調整することが重要です。単に利尿作用のある漢方薬だけではその原因は解決しません。正確に病気の原因を把握することが重要です。
タンパク尿の原因
タンパク尿とは腎臓の糸球体の毛細血管が障害された場合に現れます。健康な腎臓からはタンパク尿は出現しません。
中医学では2つの要因からタンパク尿が生じると考えています。
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血管のバリア力が低下する
「脾不統血(ひふとうけつ)」「脾」は血管壁を丈夫に維持する機能があり、傷ついた血管を常に修復しています。
「脾」の働きが低下すると血管のバリア力が低下するためタンパク尿が出やすくなります。 -
腎臓の再吸収機能が低下する
「腎気不固(じんきふこ)」腎臓は水を再吸収して原尿をつくる働きをしています。
老化による動脈硬化などでこの機能が低下すると、夜間尿、むくみなどと合わせてタンパク尿が出やすくなります。
慢性腎臓病の進行に大きく関わっているのがタンパク尿です。
西洋医学ではコントロールすることが難しい中で、中医学では腎臓の糸球体を保護修復する漢方薬が多く見つかっています。
漢方薬で症状の緩和と
病態の進行を抑える
中医学における体質改善は、西洋医学のアプローチとは異なり、身体全体の調和とバランスの維持に重点を置いています。慢性腎臓病の複雑な病態に対して漢方薬を用いて全身のバランスを整える根本的な対策は、症状の緩和と病態の進行を抑えるために重要な役割を果たします。
症状の進行に合わせて
ステージごとに
対策をご提案
ステージ1と2の場合は併発疾患を中心とします。例えば、慢性糸球体腎炎、高血圧、糖尿病、全身性エリテマトーデス、腫瘍などです。
ステージ3の場合は、腎虚、血瘀、湿熱、濁毒などの本質的な体質改善を中心とします。
ステージ4と5の場合は、合併症を中心にします。腎性貧血、骨病、皮膚病などです。
患者様の体験談
かかりつけの漢方薬局と出会えました。
初めての漢方相談でしたが、漢方の専門家の方がいて安心しました。気になっていた腎臓のことはもちろん、他の不調についても親身に話を聞いてくださいました。おかげさまで病院にも通うかたわら、漢方相談を5年以上継続していて、元気な状態を維持していると感じています。私にとって、気になったことをすぐに相談できる、かかりつけ薬局です。今後も健康な体を維持するために利用したいと思います。
安心して相談できました。
人工透析を考える可能性があると医師から言われ悩んでいるときに、こちらの漢方薬局と出会いました。腎臓のことを色々と教えてくださり、西洋医学にも詳しくて安心して相談できました。漢方薬を簡単に服用できる方法をアドバイスしていただけたので、始めやすかったです。東洋医学の考え方や養生法、心の持ちようについてもはじめて知ることができ、健康寿命のために活かしていきたいと思いました。
漢方薬と鍼灸、両方の相談ができます。
漢方薬と鍼灸の両方を相談できるところが良かったです。私は疲れや睡眠不足で体調に波がでやすいので、体質改善を考えていました。話をよく聞いてくださり、分かりやすく説明してもらえたので、自分の体質について理解が深まりました。体質に合わせた生活や食事のアドバイスもしていただき、一人ひとりの体質に合わせてアドバイスしてもらえるのだなと感じました。これからの健康のために漢方や養生を試してみたいと思います。
- 漢方で症状を根本から改善!
まずはお気軽にご相談ください。 - 03-6631-325203-6631-3252
受付 8:00-19:00 - メールで受付
腎臓対策の漢方なら
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日本最大級の
漢方・中医学のプロ集団
誠心堂薬局では中国で中医師として活躍されていた方を「中医学アドバイザー」として日本に招いています。その在籍数は日本最多級であり、国内トップクラスの中医治療を提供してきました。
さらに、中医学を学んだ国際中医専門員、薬剤師、登録販売者、鍼灸師といった有資格者が多数在籍し、お客様が漢方や鍼灸を始めたり、継続したりするために必要なサポートを行っています。
体質に合わせるために
「煎じ薬」にこだわる
生薬の特性に適した組み合わせによる漢方薬は200種類以上あり、慢性腎臓病の進行度や自覚症状だけでなく、根本原因に合わせて、より適切なものを選びます。
腎臓の専門医・医療機関との
連携
慢性腎臓病の初期から透析を考える段階まで幅広くサポート。
上海中医薬大学・台湾の
大学病院との学術交流
常に新しい医療情報を入手し漢方相談に活かしています。
管理栄養士・国際薬膳師が
栄養指導をサポート
LINE公式アカウントで情報発信・個別の質問にアドバイス。
取り扱う漢方薬は
医薬品のみ
安心・安全の信頼できる漢方薬をお届けしています。
千葉・東京を中心に13店舗展開!
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よくあるご質問
- 漢方薬とはどんなもの?
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自然の薬効を持つ、動植物、鉱物などからなる生薬を組み合わせたものが漢方薬です。中医学では一つ一つの生薬の働きを考えて、お客様に合わせて選びます。漢方薬の剤型には、煎じ薬、粉薬(エキス剤)、錠剤、液剤などがあります。お悩みや生活スタイル、味や臭い、ご予算などに応じてアドバイスいたします。
- 腎臓病でカリウム制限がある場合に漢方薬を飲めますか?
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漢方薬は多量の電解質や微量元素を含みますが、医療用漢方薬のカリウム含有量は1包中に約4~50mg程度です。透析患者のカリウム制限量は1,500mg以下であり、カリウムの蓄積性に注意する必要性は少ないと考えられています。
- 西洋薬との併用はできるの?
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西洋薬と漢方薬では作用点が違い、多くの場合は併用が可能です。例えば風邪薬との併用は、基本的には問題ありません。しかし、鉄(Fe)、マグネシウム(Mg)などの金属を含む西洋薬などは漢方薬の吸収を妨げることがあります。またインターフェロンなどの特殊な薬には飲み合わせの悪い漢方薬もあります。
継続服用されている西洋薬がある場合や、これから服用される西洋薬があるときには必ず薬剤師までお伝えください。 - 漢方薬はどのくらいの費用がかかる?
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ご相談内容やご年齢、体質によって異なります。
漢方薬の煎じ薬は一日770円から、粉薬は一日715円から始められ、錠剤の場合は1種類5,500円前後から始められます(すべて税込)。 当店で漢方薬をお買い上げの方は、ご相談・カウンセリング料が無料です。ご相談の際に体質に合ったプランをご提案いたしますので、ご心配の際には遠慮なくご相談ください。なお、ご相談の場合は保険診療、保険調剤とは異なりますので、健康保険は使えません。 - 安全面や衛生面が気になります。
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漢方生薬は主に中国・日本などアジアで生産しており、日本の医薬品製造管理基準(GMP 規格)に沿って安全で衛生的な環境を整えています。誠心堂薬局で扱う漢方薬は、輸入販売許可を得ている正規の医薬品です。安心してご利用ください。
薬局・薬店すべてにおいて、衛生管理を徹底しており、定期的な消毒などに努めています。
- 漢方で症状を根本から改善!
まずはお気軽にご相談ください。 - 03-6631-325203-6631-3252
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事前ヒアリング
事前に問診フォームをお送りいたします。クレアチニン、eGFR値、タンパク尿、血圧、血糖値などの検査値や自覚症状などについて分かる範囲でお答えください。
- Step02
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漢方相談
事前ヒアリングの内容をもとに慢性腎臓病のステージを確認し、腎臓の状態に合わせたアドバイスを行います。
お身体の状態や生活習慣から体質を確認し、適している漢方薬やお勧めする方針をご説明いたします。 - Step03
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薬剤師・登録販売者による漢方選定
具体的な漢方薬をご提案し、プランについてご説明いたします。
ご納得いただいた上で必要な漢方薬をご用意いたします。 - Step04
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漢方薬の説明・服薬指導
漢方薬の飲み方、注意事項などについて、個人の状態やライフスタイルに合わせてアドバイスいたします。
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