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糖尿病

糖尿病は、全世界の中で最も死亡率の高い四大疾病の一つです。年々増加の一途をたどっている糖尿病患者は、現在全国で推定600万人、糖尿病予備軍もあわせると1200万人以上いるといわれています。特に中高年の人は油断大敵。身近な病気である糖尿病についてご紹介します。

【日本人に多い非インスリン依存型】
糖尿病には大きく分けると、インスリンの分泌量がほぼ枯渇している「インスリン依存型糖尿病」と、インスリンの分泌量が少なかったり、動きが悪くなったりしている「インスリン非依存型糖尿病」の2つのタイプがあります。
日本人の場合は、90パーセント以上の人が「インスリン非依存型と糖尿病」で、インスリンの働きを悪くするような、さまざまな因子が重なった場合に発症します。
インスリンの働きが悪くなることを「インスリン抵抗性」といいますが、その要因として、食べ過ぎや砂糖・動物性脂肪のとりすぎといった食習慣、肥満や加齢、運動不足、ストレスなどが挙げられます。
この中でも特に注意したいのが、肥満です。肥満になって、脂肪がたくさんたまって大きくなった脂肪細胞は、インスリンがきかなくなります。また血中に放出される遊離脂肪酸が多くなると、細胞内にブドウ糖(グルコース)を取りこんで、エネルギー源にするためのインスリンの働きを悪くさせます。
インスリン非依存型糖尿病は、35歳以上で肥満タイプの人の発症率が高くなっていますから、ふだんからチェックするようにしましょう。

肥満かどうかの判定は、「標準体重(kg)=<身長(cm)-100>×0.9」または「標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22」で計算し、その標準体重のプラスマイナス10パーセント以内が正常値とされています。

標準体重よりも20パーセント以上オーバーしている人は特に要注意。食生活を改善するなど、早めの予防が肝心です。

【糖尿病の特徴は「多飲・多食・多尿」】
糖尿病の歴史は古く、中国では紀元前一世紀頃の医学書に糖尿病と思われる病気の記録が残されています。

中医学では、糖尿病のことを「消渇(しょうかつ)」と呼びますが、「消渇」とは、体の消耗が激しく、口渇(のどの渇き)が強いという症状の特徴を意味しています。糖尿病がある程度進行すると、疲労倦怠感が強くなり、のどが渇いて水をたくさん飲むようになり、尿の量が増え、食欲が異常に増すようになります。こうした「多飲・多食・多尿」が糖尿病の特徴です。

中医学では、糖尿病の原因を次ぎの4つにあると考えています。

①痰湿(たんしつ) 水分と脂質の代謝障害。動物性脂肪のとりすぎによって、血液に中に脂肪がたまり、血液の流れを妨げる。
②瘀血(おけつ) 血液の循環障害。血のめぐりが悪く、栄養分を運ぶ血液が体のすみずみに行き渡らなくなる。
③気虚(ききょ) エネルギー不足。体に栄養を取り込む機能が低下し、免疫力や体力が衰える。
④燥熱(そうねつ) 体内に熱を生じ、乾燥した状態。油っぽいものや、お酒のとりすぎにより体内に熱を生じて、この熱が盛んになると津液(体液)を消耗する。
特に肥満タイプの人は「痰湿」と「瘀血」が多く見られるのが特徴です。

【予防のポイントは「去痰活血(きょたんかっけつ)」】

糖尿病が進行すると、失明したり人工透析が必要になるなどの深刻な合併症を引き起こしますから、何よりも予防が大切です。予防対策は、「痰湿」や「瘀血」につながる血中の脂肪を取り除き、血のめぐりをよくする「去痰活血」がポイントです。
まず、適度な運動をして新陳代謝を高め、肥満を予防すること。そして、肉類などを控えめにし、野菜や海草類を多くとるようにして、食生活を改善すること。キノコや海草類、大豆、豆腐、緑黄色野菜などは、血液中の余分な脂肪を取り除く効果があります。黒きくらげやニラらどは、血液の流れをよくします。
生薬では、朝鮮人参、西洋人参などが気を補い、半夏、陳皮が「痰湿」を除き、活血作用のある丹参とその他の生薬を含む中成薬が血のめぐりを助けます。
その人の体質によって、処方する薬が変わりますから、詳しいことは必ず薬局・薬店の専門家にご相談ください。



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