店舗お知らせ
- 三茶
- 2023/02/22
【漢方の紹介⑨】七物降下湯
今回は、「七物降下湯」のお話をします。
七物降下湯は昭和期の漢方医の代表である大塚敬節先生が考えだした処方です。
ご自身の52歳の時、高血圧、眼底出血による視力低下時に悩まれた経験から
生み出された漢方薬になります。
基本処方は血を補う四物湯がベースになっています。
釣藤鈎は鎮痙、黄耆は補気強壮、黄柏は湿熱を除き、腎燥を潤します。
高血圧症で最小血圧がたかく、眼底出血が反復し、下肢のしびれ、疲労倦怠、頭痛、寝汗
尿蛋白陽性などが見られる方を目標とした漢方薬です。
身体が虚弱傾向にあるかたの高血圧に用いられます。
- 三茶
- 2023/02/11
【2023年2月23日(祝)限定イベント】温活&眠活個別相談会
2月23日(祝)限定イベント!!
温活&眠活個別相談会を実施します。
「冬に体の冷えを感じていて、不調を改善したい」
「質のいい睡眠で快適に過ごしたい」
・血流測定で血液の流れをチェック
・エゴグラム(性格傾向)でストレス傾向をチェック
・体質による中医学アドバイス
・おすすめの養生法
気になる方は、お電話でご予約の際に「温活、眠活相談会を見た」とお伝え下さい。
- 三茶
- 2023/02/06
35歳以上の妊活
35歳以上の妊活で重要なのが、【卵の質】です。
質のいい卵や子宮内膜を育てる為には
子宮や卵巣への血流量を増やすこと、
抗酸化力で細胞へのダメージを軽減すること
がポイントとなってきます。
35歳を過ぎると、子宮や卵巣への血流量が低下します。
これは体が弱ってくるにつれ、
生命維持に重要な脳や心臓などのない臓へ血流を確保することが優先されるためです。
卵巣への血流量が低下すると卵巣内に残された卵の減少も急速化します。
出生時に200万個だった卵子数は思春期にには30万個に減っています。
35歳の卵子数は約5~7万個ですが37歳の卵子数は約2.5万~3万個、
40歳の卵子数は約5000個になります。
頭や目を酷使したり、睡眠不足やストレスを抱えたりしやすい現代社会では
体全体の血流量が良くない方が多くいます。
体のダメージとなる老廃物は取り除き、いい栄養が体の隅々まで届く元気な体が
妊娠するためには必要です。
- 三茶
- 2023/01/24
妊活では質のいい睡眠を
妊活中、質のいい睡眠はとれていますか?
理想の睡眠は
23時から7時間質のいい睡眠をとることです。
23時~1時は胆中の分泌、排泄に関わる”胆”の時間です。
成長ホルモンが分泌が活発になり、1日の体の疲れを修復し、
深い眠りにつく時間です。
1時~3時は自律神経を整え、血を蓄える”肝”の時間となります。
解毒や代謝で1日働いた肝をしっかり休めることで疲労の蓄積を和らげます。
肝胆に関わる23時から3時の時間帯は睡眠のゴールデンタイムと言えます。
質のいい睡眠をとれるよう、寝る前のスマホ・パソコンも控えるようにしましょう
- 三茶
- 2023/01/18
生理痛が気になる方
生理痛に悩んでいる方はいませんか?
正常な生理は痛みや塊が無い状態です。
腹痛、腰痛、吐き気、嘔吐、頭痛がひどい場合を「月経困難症」といいます。
中医学において痛みは「血瘀」、血の滞りにより引き起こされると考えられます。
血瘀には老廃物が滞り血流が悪くなる場合と体の栄養分が不足し血液の流れがスムーズに
流れる事ができない場合があります。
生理前から生理3日までが傷みが強い場合は滞りが強く、
生理4~7日目に痛みが強い場合は栄養分の不足が関係します。
血瘀は冷えやストレス、過労、加齢など様々な原因から生じ、
根本の体質を改善することで血流をスムーズにしていきます。