漢方相談の流れ

誠心堂グループの漢方相談スタイルは3つ。
〔来店〕〔電話〕〔オンライン〕からお選び頂けます。

まずは「漢方相談」をしましょう

「漢方はちゃんと相談したほうがいいの?」
はい。お体に合った漢方を選ぶには専門家の知識が必要です。
それは、同じ症状でも人によって体質が異なり、そのため合う漢方も異なるからです。
西洋医学で血液検査やX線などさまざまな検査から病気を診断するように、中医学では、「四診」という診察方法を用いてお体の情報を収集します。症状だけではなく原因や体質を見極めることで、はじめて最適な漢方薬を提案することができるのです。この様な考え方は「弁証論治」といって、診断や治療法を決定する上で特に重んじられています。
原因や体質の究明には、お悩みの症状はもちろんのこと、それ以外の自覚症状をお伺いする他、体格、顔色、舌の状態といった視覚的な情報や、声の様子、咳の状態といった音の情報など、さまざまな情報を総合的に判断していきます。そのため、私たちは時間をかけて漢方相談を行うこと、特に対面で相談することを大切にしています。
お悩みの症状を解決することを第一とし、さらに将来的にも健康で元気に過ごせるようにサポートさせていただきます。
大切なお体のこと、中医学の専門家にぜひしっかりとご相談下さい。

STEP01
「漢方相談」を予約する
予約をとろう

はじまりは「ご予約」から

漢方をお考えですか?
どんなお悩みで、どんな症状でしょうか?
あなたのお体はどんな体質でしょうか。
私どもは、お客様のお体に合う最適な漢方薬をお選びするのにお時間を頂くため、予約優先でカウンセリングをさせていただいております。
まずは、ご希望の方法で「漢方相談」のご予約をお取りください。

電話で予約したい
希望店舗におかけ下さい

メールで予約したい
ご予約・ご相談フォーム

ネットで予約したい
Web予約店舗のみ対応


※お急ぎの場合や近い日程をご希望の場合はお電話で希望店へご予約ください。
※Web予約は一部店舗のみの対応となっております。
※初回は所要時間1時間半~2時間を目安にお考え下さい。
※2回目以降の漢方相談の所要時間は30分~1時間ほどです。
※店舗での漢方相談については混雑状況によりお時間がかかる場合がございますので、余裕をもってお考えください。
※遠方などで店舗が選べない方はメールでお問合せの「指定なし」を選びお問合せいただくか、 予約受付窓口(平日10~18時)」にお電話下さい。


初めての方へ
誠心堂ご利用のご案内


STEP02
「漢方相談」の当日

お客様への最適を見つけ出す「漢方相談」

相談時の持ち物として、病院での検査結果、お薬手帳など、服用薬の履歴がわかるものがあればご準備ください。また婦人科の相談では基礎体温表をつけている場合はお持ちください。初回の漢方相談は所要時間1時間半~2時間を目安にお考え下さい。

  • 〔来店相談〕の場合

    カウンセリングのなかでは体質チェックのひとつとして、舌を見させていただいております。舌のブラッシングなどはせず、そのまま自然の状態でいらしてください。カレーやコーヒーなど舌が着色しやすい食べ物は、できれば避けてください。
    ご相談内容によっては、事前に体調や経過をお伺いすることがございます。ご予約時にご案内しております。

  • 〔電話相談〕の場合

    当日、相談店舗よりお電話いたします。
    店舗の状況により相談時間が前後することがございます。予め時間に余裕をもってお待ちください。

  • 〔オンライン相談〕の場合

    当日までにツールなどのご案内をお送りさせていただきます。
    店舗の状況により相談時間が前後することがございます。予め時間に余裕をもってお待ちください。


誠心堂グループにおける感染防止対策について
STEP03
当日の「漢方相談」の流れ
予約の取り⽅

STEP03-1 まずはお悩みについてのヒアリングから

本格的な漢方相談に入る前に、問診表などをご記入いただき、ご相談内容、現在の治療や服薬状況など、体の状態や心の悩み、生活習慣などをうかがいます。漢方薬のこと、体質のご相談にあたっての疑問にもお答えします。


STEP03-2 漢方専門の相談員による体質カウンセリング

漢方の専門家、中医学アドバイザーが、自覚症状の他、舌の状態、血流計、心理分析などを活用し総合的に体質を確認します。体質に合わせた漢方や鍼灸の方法、日常生活での注意点や養生法など、詳しくご説明させていただきます。体の状態や心の悩み、生活習慣などをうかがいます。


漢方の専門家について詳しくはこちら

STEP03-3 体質カウンセリング後のフォローで疑問や不安を解消

安心・納得の漢方ライフのために、体質やカウンセリングでお選びした漢方薬のご提案内容についてご説明いたします。実際にどのような漢方薬で始められるか、お客様のライフスタイル、味、予算などに応じてご選択いただけます。
わかりにくい専門用語などの疑問も遠慮なくご質問ください。


STEP04
薬剤師・登録販売者による、適切な漢方選別
予約の取り⽅

豊富な生薬を用いた

煎じ薬、粉薬・漢方錠剤などをご相談者の症状や体質に合わせ適切な衛生管理のもとで選別します。

※漢方生薬は主に中国・日本・アジアで生産しておりますが、日本の医薬品製造管理基準に合致する安全で衛生的な環境で生産・製造されています。そして誠心堂薬局で扱う漢方薬は厚生労働省の承認の下、輸入販売許可を得ている医薬品です。

※きめ細かな対応が可能な煎じ薬は、200種類以上あり、お客様の体質に合わせた漢方薬をお選びいたします。同じ症状でも薬が異なるということも珍しくありません。これを漢方では「同病異治」といいます。


安心・安全への取り組み
STEP05
安心して漢方をご利用いただくために
予約の取り⽅

知っておきたい正しい飲み方、
上手にのむコツをお伝えします

ご用意した漢方薬の、適切な服用方法についてご説明します。煎じ薬の場合は、煎じ薬の作り方の説明やライフスタイルに合わせ服用方法をアドバイスをいたします。
また、服用にあたっての注意点なども丁寧にご説明します。

STEP06
相談後の疑問や心配にも、迅速に対応します
予約の取り⽅

服用後も

専門スタッフがご相談からの質問やお問合せに対して電話やメール、直接のカウンセリングなどでフォローします。


漢⽅に関するよくある質問はこちら

「漢方」がちょっと身近になるコラム

育児体験

本格的な漢方と言えば「煎じ薬」。
その名前の通り、生薬を煮だして作ります。では、どうやって煎じるでしょう?


家庭で漢方薬を煎じる時には、土鍋か土瓶で煎じるのが正解です。その理由は、漢方薬の薬効を充分に引き出すため。せっかくの漢方薬ですので、出来れば土鍋か土瓶をお使いください。土鍋も土瓶もない場合は、ホーロー製の鍋や耐熱ガラスを使われても大丈夫です。


漢方薬は匂いが独特ですので、「飲むだけならまだしも煮だす時の匂いはちょっと・・」と言う方もいらっしゃると思いますが、この煮だしている時の匂いや空気中に含まれる成分が、呼吸や皮膚から体内に取り込まれることもあるのです。香りも薬効のひとつ。漢方を煎じる時間は最高のアロマテラピーの時間でもあるのです。


余談ですが、普段お湯を沸かすときに使うヤカンは、漢字では「薬缶」と書くことをご存知でしょうか。

そう、「薬缶」はもともと煎じ薬を煮出すため道具でした。「薬缶」は銅などの金属で造られ、直接火にかけることが出来る上に注ぎ口があるため、当時の道具としては大変便利なものでした。江戸時代になると茶の文化とともに一般庶民にも広く煎茶が飲まれるようになり、湯を沸かすために「薬缶」が使われるようになり現代に至っています。

薬効を最大限に引き出すためにも、本格的な漢方の煎じ薬にはぜひ、土鍋か土瓶をお使いください。