15歳(頬からフェイスラインに赤いニキビ)

男性・15歳

経緯・初回相談時の状況

2020/6頃に顎にニキビが出始め、受験シーズンに悪化。
皮膚科を受診しステロイド剤の使用を開始。
プロアクティブも使い始めたがニキビ跡が残る状態。
浦安新聞でニキビの記事を読んだお母様から漢方での治療を提案され来店された。


体質分析

弁証論治:風熱、肝鬱脾虚


経過・改善・結果

服用期間8か月。
テニス部に所属している高校1年生。
友人の聞き役になる事が多く、それが影響しお腹の調子を崩していたが、ご本人は気づいていなかった。
清熱と健脾を主治に3か月ほど経過した頃からニキビの赤みが減少し湿疹も小さくなり始める。
胃腸の状態も整い、下痢する回数が減少。
半年後には気になっていたニキビ跡も消え始め、マスクを外して食事する事も恥ずかしく無くなったとの事。
真面目で友達想いの性格な為、ご自身のストレスに鈍感な部分がありました。
学校生活や休日過ごしたことなどを毎回伺い、食生活やリラックス法などをアドバイス。
漢方を飲み止めてから2か月後も肌の調子は安定しており、高校生活を楽しめているとの事。

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更新日:2024-08-05