漢方薬でPMSを乗り越えた28歳女性の体験談
広告業で働く方でした。
仕事が多忙な中、今年1月から月経前に悩まされるようになりました。
それは、のぼせやイライラ、そしてアトピー性皮膚炎悪化による痒みです。
これらの症状は、生理前の3日から長いときで2週間近く続き、仕事にも支障が出るほどでした。
漢方相談に踏み切るまで
症状が始まった当初は、市販薬でなんとかしようと試みましたが、思うような効果は得られませんでした。
さらに、生理周期も不規則になり、40日以上空くことも。
皮膚アレルギーや中途覚醒、多夢といった睡眠の問題も重なり、心身ともに疲れ果ててしまいました。
そんな中、友人から漢方薬の話を聞き、初めて漢方薬専門の誠心堂薬局に相談することにしました。
漢方薬との出会い
最初の相談では、私の体の状態を細かくチェックしてもらいました。
「肝火(イライラやのぼせの原因になる熱)」や「心腎不交(心と腎のバランスが崩れた状態)」が影響していると言われ、以下の漢方薬を提案されました。
抑肝散加陳皮半夏:イライラを和らげ、心を落ち着ける
瀉火補腎丸:体に潤いを与え、体力を補う
清心蓮子飲:ストレスを抑え、睡眠をサポート
症状に応じて、さらに他の漢方薬を加減していく方法が取られました。
服用開始からの変化
最初の1か月ほどで、のぼせやイライラ、痒みがほとんど気にならなくなりました。
体全体が軽く感じられるようになり、睡眠の質も大幅に改善。中途覚醒や夢見がちな睡眠が減り、朝の目覚めがスッキリするように変わりました。
また、2か月後には症状が完全に消え、「PMSがないってこんなに快適なんだ!」と驚くほどでした。
その後の経過
症状は安定しましたが、夏場になるとのぼせが少し再発することがありました。
しかし、漢方薬を調整してもらうことで、軽度の症状で済んでいます。
また、痒みは再発せず、イライラも1回のみと、PMSの辛さからほぼ解放されました。