漢方薬で体質改善に成功した37歳女性の体験談
私は37歳、自営業を営む女性です。
風邪を引きやすく、顔色が悪い、疲れやすいといった体調の悩みに加え、生理前後には頭痛も起こるなど、日常生活に支障を感じることが多くありました。
特に、3年前の腰ヘルニア手術後からは立ち眩みも起こるようになり、体調の悪化が顕著でした。
家族歴には母方に乳癌の方もおり、自分自身の健康管理の重要性を痛感していました。
そこで、根本的な体質改善を目指して漢方薬に取り組むことにしました。
漢方薬との出会いと治療方針
漢方の先生に相談し、以下の体質的な問題があることを教えていただきました。
肝脾不和:ストレスや体調不良による体内バランスの乱れ
脾腎陽虚:体を温める力やエネルギーの不足
これを改善するために、以下の漢方薬を段階的に処方していただきました。
婦宝当帰膠(既製品):血を補い、女性特有の不調を整える
加味帰脾湯、香砂六君子湯、抑肝散加陳皮半夏:エネルギーと血液の循環を促進し、ストレスを緩和
状態に応じて小青竜湯、牛車腎気丸料、温経湯、田三七末に切り替え
各症状の改善経過
A.
風邪を引きやすい
以前は季節の変わり目にお子さんから風邪をもらいやすく、毎朝鼻水が1時間続く状態でした。
しかし、漢方を1.5ヶ月服用後には鼻水が完全になくなり、一度風邪を引いても24時間で家族より早く回復できるようになりました。
B.
疲れやすさと顔色の悪さ
腰ヘルニア手術後の疲労感や立ち眩みが、漢方服用1ヶ月後には半減。
1.5ヶ月時点ではほとんど気にならなくなり、2ヶ月後には唇が赤みを取り戻し、顔色が明るくなりました。
C.
生理前後の頭痛
生理前後に必ず起きていた頭痛が、漢方服用後半年間で3回程度に収まりました。
鎮痛剤を使う頻度が大幅に減り、日常生活が楽になりました。
D.
乳腺のしこり
乳腺に1cm以下のしこりが複数あり、母系家族に乳癌の既往があるため不安がありました。
局部を温めるケアと漢方治療を続けた結果、3ヶ月後の再検査で全て良性と診断されました。
E.
脱毛
髪の毛が抜けやすい状態が、2.5ヶ月後には大幅に減少。
5ヶ月後にはほとんど気にならなくなり、髪のボリュームが増えたように感じています。
F.
寝起き時のめまい・頭の重さ
2週間後には軽減し、4週間後には寝起きが良くなり、頭の重さがほぼ消えました。
G.
生理痛と肌荒れ
生理痛は4~5割の辛さから1~2割に軽減。
生理前の皮膚荒れもなくなり、4ヶ月後には毎月の生理が快適に過ごせるようになりました。
現在の状態
漢方薬を半年間服用し、これらの症状が安定したため、現在は減薬しながら根本治療を続けています。
体調が良くなったことで、日々の生活に余裕が生まれました。
体験を通じて感じたこと
漢方薬は、体の内側からゆっくりと整えることで、長年の不調を改善する力があると実感しました。
症状が次第に和らいでいく中で、以前は「仕方がない」と思っていたことが「改善できる」と希望に変わりました。
私のように風邪を引きやすかったり、女性特有の体調の悩みを抱えている方には、ぜひ漢方薬の先生に相談することをおすすめします。
体質改善を通じて、心身ともに健康を取り戻せる素晴らしい方法だと思います。