漢方薬で長年のニキビとおできを改善した46歳女性の体験談
私は46歳の女性で、10代から20代にかけて、頬や顎に赤く硬いニキビができやすい体質でした。
ニキビは治っても痕が残りやすく、大腿部や臀部には大きく赤く硬いおできも頻繁にできていました。
痛みが強く、膿がたまると皮膚科で切開してもらうこともありました。
脂っこいものや辛いもの、甘いものを食べると症状が悪化することが多く、生活習慣を見直しても完全には改善しませんでした。
以前、皮膚科で処方された十味敗毒湯が効果的だった経験から、根本的に体質を改善したいと考え、漢方相談を受けることにしました。
漢方薬を選んだ理由と処方内容
漢方薬の先生によると、私の体質には以下の特徴があり、それがニキビやおできの原因と関連しているとのことでした。
肺胃火熱:肺や胃に熱がこもり、肌に影響を及ぼしている
湿阻血瘀:体内の水分代謝や血液の巡りが悪く、炎症や腫れが引きにくい状態
これを改善するために、以下の漢方薬を段階的に処方していただきました。
桂枝茯苓丸加ヨクイニン:血の巡りを改善し、肌の炎症を抑える
清上防風湯:顔面のニキビや炎症を鎮める
白虎加人参湯:熱を冷まし、体力を補う
後期には、十味敗毒湯や輝精水を追加して体質をさらに整える
これらは有効性の高い煎じ薬と粉薬を組み合わせることで、忙しい日常の中でも飲みやすい形でした。
服用後の変化
2か月後の変化
ニキビが出る頻度が減り、出ても腫れが小さく、治るまでの時間が短くなりました。
また、大腿部や臀部のおできも以前ほど大きくならず、痛みも軽減しました。
半年後の変化
大腿部や臀部のおできはほとんど見られなくなり、顔面のニキビも気にならない程度に改善。肌の炎症が引きやすくなり、痕も残りにくくなりました。
3年後の状態
漢方薬を続けることで、ニキビもおできも完全に出なくなりました。肌が明るくなり、健康的な見た目を取り戻すことができました。
生活習慣の見直しとアドバイス
漢方薬の服用と並行して、先生から以下のアドバイスをいただきました。
辛いものや脂っこい食事、アルコールの量を控える
規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠を取る
毎日のお肌のケアを丁寧に行う
体験を通じて感じたこと
長年のニキビやおできに悩まされていましたが、漢方薬を通じて体の内側から改善できたことに驚きました。
症状が出なくなるだけでなく、体全体が健康的になり、以前より疲れにくくなったのも嬉しい効果でした。
ニキビやおできで悩んでいる方には、ぜひ漢方薬の先生に相談することをおすすめします。
根本的に体質を改善することで、肌だけでなく全身の健康も取り戻せると思います。