漢方薬で体質改善し、蕁麻疹を克服した32歳女性の体験談
私は小さい頃から蕁麻疹が出やすい体質に悩まされてきました。
温度の変化や生ものを食べると、蕁麻疹だけでなく息苦しさや目の痒みも現れることがありました。
抗アレルギー剤で対応していましたが、最近になって毎日蕁麻疹が出るようになり、薬の効果も薄れてきたため、薬に頼らず根本的な体質改善を目指して漢方薬を試してみることにしました。
漢方相談の内容とお勧めされた内容
漢方薬の先生に相談したところ、私の症状は以下の体質に関連していると説明されました。
衛気不固:体を外部の刺激から守るバリア機能が弱い状態
風邪束表:外からの風邪(ふうじゃ)が体表に溜まり、蕁麻疹を引き起こしている
これを改善するため、以下の漢方薬をお勧めされました。
桂枝加芍薬湯:体を温め、免疫力を高める
消風散:体表の湿や熱を取り除き、痒みを鎮める
牡蠣、紫根:体内のバランスを整え、皮膚の健康をサポート
これらは煎じ薬で、丁寧に煮出して飲む形でした。
服用後の変化と経過
1週間後の変化
漢方薬を飲み始めると同時に、食事の見直しや生活習慣の改善も行いました。
特に、蕁麻疹を悪化させやすい海鮮類、甘い物、油っこい物、刺激物を控え、十分な睡眠を取るように心がけました。
その結果、1週間後には蕁麻疹が出なくなり、体調も少しずつ整ってきました。
1~2ヶ月後の変化
たまに疲れやストレス、寝不足が原因で軽い蕁麻疹が出ることはありましたが、以前よりも程度が軽く、治りも早くなりました。
この時点で、抗アレルギー剤に頼らず、自然治癒で治るようになったのは大きな進展でした。
3ヶ月後の変化
漢方薬を飲み続けた結果、蕁麻疹がほとんど出なくなり、他の体調も改善されました。具体的には
軟便の改善:お通じが安定するように
早朝覚醒の解消:睡眠の質が向上
冷え性の改善:手足が冷たくなりにくくなる
耳鳴りの軽減
多汗の減少:汗のかきすぎが収まる
生活指導とアドバイス
漢方薬の服用と並行して、以下の点に注意するようアドバイスをいただきました。
食事:蕁麻疹を引き起こしやすい食材を避ける
睡眠:質の良い睡眠を取ることを心がける
ストレス管理:リラックスする時間を確保する
体験を通じて感じたこと
長年悩んでいた蕁麻疹が改善されただけでなく、全身の健康が向上したことで、日々の生活が快適になりました。
特に、薬に頼らず自然に治る体質に変わったことが大きな喜びです。
もし蕁麻疹やアレルギー体質で悩んでいる方がいれば、漢方薬の先生に相談してみることをおすすめします。
一人ひとりの体質に合わせた提案を受けることで、根本的な体質改善が可能になると実感しています。