漢方薬で湿疹と体質改善に成功した63歳男性の体験談

私は63歳の会社員です。
ある時から、両腕や両足に赤みのある湿疹が出始めました。
湿疹は規則性がなく、触れることが刺激となり、症状が悪化することもありました。
皮膚科で湿疹とアレルギー性紅斑と診断され、薬を処方されましたが、一時的に改善するだけで新しい湿疹が別の場所に出ることを繰り返していました。
根本的に治したいと考え、漢方薬での体質改善を試みることにしました。


漢方相談の内容とお勧めされた内容

漢方薬の先生によると、私の体質には以下の特徴があり、湿疹が出やすい原因となっていると教えていただきました。

血虚血瘀:血液が不足し、巡りが悪い状態
陰虚火旺:体の潤いが不足し、熱がこもりやすい状態
これを改善するため、以下の漢方薬をお勧めされました。

消風散:湿疹や痒みを鎮める
当帰飲子:血液の巡りを良くし、体を潤す
丹参、白鮮皮、苦参:血流を促進し、炎症を抑える
ササヘルス:体内の熱を冷ます作用をサポート


服用後の変化と経過

1か月後
 漢方薬を飲み始めてから徐々に湿疹が減少し、痒みも弱まりました。
以前は夜に痒みで眠れないことがありましたが、眠りの質が改善され、日常生活も楽になりました。

2か月後
 湿疹は古いものだけになり、新しい湿疹が出なくなりました。
汗の刺激で少しかいてしまうことはありましたが、悪化はせず、痒みもさらに軽減されました。
夏場の冷たい飲み物の摂取で胃もたれや食欲の低下が見られましたが、漢方薬の調整で対応し、全体的な体調は良好でした。

3か月後
 湿疹が全体的に出なくなり、赤みや痒みも完全に消失しました。
胃腸の調子も良くなり、全身の体調が安定しました。
この時点で漢方薬を減量し、維持を図る段階へ移行しました。

現在の状態
 気候の変化や出張など環境の影響を受けることがあっても湿疹が再発することはなく、良好な状態が続いています。
同じ漢方薬を継続しながら体調を整えています。


体験を通じて感じたこと

長い間悩んでいた湿疹が、漢方薬を通じて根本的に改善されたことに感謝しています。
湿疹だけでなく、胃腸や睡眠など全身の体調も整ったことで、日常生活が大きく変わりました。
新しい湿疹が出なくなったことで、安心して過ごせるようになりました。

もし湿疹や体質の問題で悩んでいる方がいれば、漢方薬の先生に相談してみることをおすすめします。
一人ひとりの体質に合わせた提案を受けることで、根本的な改善を目指せると実感しています。



更新日:2024-11-30