鍼灸治療で膏肓痛(肩甲骨周囲痛)を改善した49歳女性の体験談
私は49歳の女性で、6年間左肩甲骨内側の刺すような痛みに悩まされていました。
この痛みは24時間続き、日常生活にも大きな支障をきたしていました。病院や接骨院などを転々としましたが、どれも効果がなく、痛みが改善しないまま過ごしていました。
そんなとき、薬局の紹介で鍼灸治療を試してみることにしました。
初診時の状況
主な症状
左肩甲骨内側に刺されたような痛み(24時間継続)
痛みの辛さは6.5/10(NRS:Numerical Rating
Scale)
痩せ型で体重は40kg、冷え性、ストレスが多い
弁証と治療方針
弁証:肝鬱脾虚(ストレスや気の滞りにより脾胃が弱くなっている状態)
治法:囲刺治療(局部の血流を改善する治療法)
治療と経過
初回治療時に囲刺治療を実施。痛みの辛さは6.5/10。
痛みが軽減し始め、肩甲骨周辺の違和感が少し和らぐ。
2回目治療前
痛みが3/10まで軽減(約半減)。
夜間の不快感も軽くなり、日常生活が少し楽になる。
その後の経過
2週間に1回のペースで治療を継続。
痛みは徐々に減少し、数か月後には気にならない程度まで回復。
現在
痛みは完全に消え、日常生活で膏肓痛を感じることはなくなりました。
冷えやストレスに関連する胃腸の不調や腱鞘炎の治療のため、引き続き鍼灸を受けています。
体験を通じて感じたこと
鍼灸治療は、6年間どこに行っても改善されなかった膏肓痛を根本的に改善してくれました。
痛みがなくなり、日々の生活が快適になったことで、体だけでなく心の負担も軽減されました。
また、冷えやストレスによる不調も改善され、体全体のバランスが整ったと感じています。
同じように肩甲骨や体の痛みに悩む方には、ぜひ鍼灸治療を試してみることをおすすめします。
一人ひとりの状態に合わせた治療が、根本的な改善につながると実感しています。