漢方薬で胃痛を改善した28歳自衛官の体験談
ある日突然みぞおちに激しい痛みを感じ、仕事を早退するほどでした。
病院で胃カメラ検査を受けたところ「胃炎の治りかけ」と診断されましたが、ストレスが原因ではないと言われ、特に対策が見つからず困っていました。
症状は空腹時の胃痛や朝の胃液逆流、吐き気、時折起こるめまいが主なもので、下痢と便秘を繰り返し、腹鳴やガスの発生、お腹の張りもありました。
下半身の冷えも感じており、体調が全体的にすぐれない状況でした。
吐き気のために眠れない夜もあり、改善の糸口を求めて漢方相談を受けることにしました。
漢方相談の内容とお勧めされた内容
主な体調
空腹時の胃痛、胃液逆流、吐き気、めまい
下痢と便秘を繰り返す、腹鳴、ガス、お腹の張り
下半身の冷え
弁証と漢方薬の方針
弁証:肝胃不和(ストレスや内臓の機能不和)、湿濁中阻(湿気や余分な水分が体内を滞らせている)
治法:調肝和胃(胃と肝のバランスを整える)、化痰除湿(余分な湿気を取り除く)
お勧めされた漢方薬:
半夏瀉心湯:胃の不快感や吐き気を和らげる
胃苓湯:湿気を取り除き、胃腸の調子を整える
服用後の変化と経過
1週間後
漢方薬を飲み始めて1週間で、胃痛や胃液逆流がなくなり、吐き気も軽減されました。
初診時のつらい症状が大幅に改善され、お腹の張りや腹鳴も気にならなくなりました。
1か月後
すべての症状が消え、胃の調子が完全に戻りました。
胃痛や逆流、下痢や便秘といった悩みがなくなり、日常生活に支障がなくなりました。
体験を通じて感じたこと
漢方薬を試してみて、症状だけでなく全体の体調が改善され、健康な体を取り戻せたことに驚きました。
特に、長年悩んでいた下痢と便秘の繰り返しが解消されたことが嬉しいです。
胃痛や消化器系のトラブルで悩んでいる方には、漢方薬を試してみることをおすすめします。
体質に合わせた提案を受けることで、根本的な改善が可能になると実感しました。