漢方薬で緑内障の眼圧を管理し、手術を回避した53歳女性の体験談
私は緑内障による眼圧の高さと両目の右上の視野欠損に悩んでいました。
特に、眼圧が20~23mmHgと高く、手術を勧められていましたが、できるだけ手術を避けたいと思い、漢方での体質改善を試みることにしました。
漢方相談での内容
相談では、肥満と眼圧の関係についての話があり、体重を減らすことが眼圧の低下に繋がるケースもあるということで、体重を減らすことを目標に組み立てていただきました。
私の体質と漢方の方針
弁証:気滞瘀血(気の巡りが悪く、血流が滞っている状態)
治法:気血の巡りを良くする。
お勧めされた漢方薬
防風通聖散(煎じ)
→
初期の体質改善と体重減少を目指して5か月間使用
抑肝散加陳皮半夏
→ 気血の流れを改善し、ストレスによる血流の乱れを改善
桂枝茯苓丸料
→
血の流れを改善
服用後の変化と経過
1か月後
漢方薬を服用し始めて1か月で、眼圧が20mmHgから15mmHgに低下。
これにより、手術の必要性がなくなり、治療の効果を実感しました。
6か月後
体重が12kg減少し、体全体の負担が軽減。
血圧も改善し、降圧剤が1年後には半錠に減量できました。
1年半後
血圧が130台/70台に安定。
眼圧は普段15~17mmHgを維持していましたが、冬に一時的に上昇し、21mmHgとなり様子見する場面もありました。
現在
体重は若干戻った(2kg増)が、血圧は120台/70~80台で安定。
手術は回避することができましたが、健康を維持するため漢方を継続しています。
生活改善のポイント
漢方薬の効果を高めるために、以下の生活改善も取り入れました。
16時間断食:体重減少と血圧改善をサポート。
毎日1万歩のウォーキング:血流を促進し、体質を改善。
体験を通じて感じたこと
漢方は、体全体の健康を向上させる力があると実感しました。
体重が減ることで血圧や眼圧が下がり、手術を避けられただけでなく、日々の体調も良くなりました。