漢方薬で30年来のアレルギー鼻炎を改善した52歳女性の体験談
私は52歳の女性で、小学生の頃からアレルギー性鼻炎に悩まされてきました。
鼻詰まりや鼻水が年中続き、特に秋から春にかけて悪化し、花粉の季節には症状がさらにひどくなる日々を送っていました。
長年、喘息も患っており、体が寒がりで霜焼けも毎年のように経験していました。
30年もの間、様々な治療を試しましたが症状が根本的に改善されることはなく、半ば諦めかけていたときに漢方を紹介され、試してみることにしました。
漢方相談の内容とお勧めされた内容
主な症状
鼻詰まり、鼻水(特に秋〜春に悪化)
長年の喘息持病
寒がり、霜焼け(毎年紫になるほど酷い)
弁証と漢方治療の方針
弁証:肺陽虚(肺が冷え、体内の陽気が不足している状態)
治法:肺を温め、免疫力を高め、鼻腔の炎症を和らげる
お勧めされた漢方薬:
小青竜湯:鼻詰まりや鼻水を和らげる
辛夷製剤:鼻炎の症状を改善し、体を温める
服用後の変化と経過
3週間後
鼻水が大幅に減り、鼻通りが良くなる。
口呼吸が不要になり、夜間の睡眠も改善。
数か月後
30年ぶりに排卵前のおりものが分泌されるなど、体全体の調子が整い始める。
毎年紫色になるほど酷かった霜焼けが、赤み程度で収まり、足の冷えが軽減。
2年後
花粉の時期も鼻水が例年より楽になり、病院薬が不要に。
洗濯物を外で干す自信がつき、生活の質が向上。
「この20年の中で一番楽」と実感し、鼻をかむ必要もなくなったと述べる。
現在
秋〜春の悪化も軽減され、漢方薬の継続で症状を安定させている。
母親の介護など多忙な日々でも体調を維持できている。
体験を通じて感じたこと
長年苦しんできたアレルギー性鼻炎が、漢方薬によって大幅に改善され、生活の質が大きく向上しました。
特に寒い季節に症状が悪化しやすい体質でしたが、体が温まり、鼻の通りが良くなることで、日々の生活が楽になりました。
花粉症の季節でも、病院薬に頼らずに過ごせるようになったことは大きな喜びです。
同じような症状に悩んでいる方には、漢方薬の相談をおすすめします。
自分の体質に合った治療法で、根本的な改善を目指すことができると実感しました。