漢方薬で手の関節炎を改善した54歳女性の体験談
手の指の関節炎が気になり病院を受診したところ、ヘバーデン結節と診断されました。
朝に指が強張ることがありましたが、痛みはそれほど強くありませんでした。
日常生活では、便秘や睡眠不足、肩や首の凝り、ストレスからくるイライラや落ち込みなど、体全体の不調も感じており、根本的な改善を目指して漢方相談を受けることにしました。
相談時の状況
主な症状
手の関節炎(ヘバーデン結節)による朝の強張り
コロコロ便、2~3日に1回の排便
睡眠不足(4~5時間、夢が多く浅い睡眠、中途覚醒あり)
血圧が高くなりつつある(薬未服用)
頭痛、肩や首の凝り、腰痛
ストレスによるイライラや落ち込み
弁証と方針
弁証:気陰両虚(体力と潤い不足)、肝気鬱滞(ストレスによる気の滞り)
治法:益気滋陰(体力を補い、潤いを増す)、疏肝理気(気の巡りを整える)
お勧めされた煎じ漢方薬と粉薬:
加味逍遙散料加川芎地黄:気の巡りを整え、ストレスを軽減
独活製剤:関節の炎症を和らげ、気血の巡りを改善
経過と結果
2か月後
手の関節炎の症状が9割改善され、朝の強張りがほとんど気にならなくなる。
排便が1~2日に1回の普通便となり、便秘が改善。
血圧も安定し、生活に支障がなくなる。
肩や首の凝りや腰痛も軽減し、ストレスによるイライラも少なくなる。
体験を通じて感じたこと
漢方薬を始めてから、手の関節炎だけでなく、便秘や睡眠不足などの不調も改善しました。
特に、朝の指の強張りがなくなったことで、日常生活が快適になり、自分の体調に自信を持てるようになりました。