漢方薬でてんかんや鬱、めまいを改善した19歳男性の体験談
日中も夜間も眠気が取れず、めまいや落ち込み、不安感に悩んでいました。 また、てんかんの発作も続いており、生活に大きな支障が出ていました。 病院の薬の影響で眠気が酷くなるため、改善を目指して漢方相談に訪れました。
相談時の状況
主な症状
てんかん発作(1日1~2回)、眩暈、頭痛、痺れ
昼夜問わず眠気があり、睡眠時間は15時間程度
不安感、落ち込み、悲観的な感情、イライラ感
身体の突っ張り感(朝起きる時に特に感じる)
注意力散漫で集中できない
その他の不調
咳喘息が時々ある
肩や首の凝り、痛み
血圧が低い
空腹感があまりなく、運動不足
弁証と方針
弁証:肝気鬱滞(ストレスによる気の滞り)、陽気不振(エネルギー不足)
方針:疏肝理気(ストレス緩和)、提振陽気(気力を高める)
お勧めされた煎じ漢方薬と粉薬
柴胡桂枝湯:気の巡りを良くし、ストレスを緩和
葛根製剤:エネルギーを補充
天麻製剤:めまいを改善
竜骨製剤:てんかん予防
経過と結果
1か月後
てんかん発作の頻度が減少。
睡眠の質が向上し、昼間の眠気が少し軽減。
精神的に安定し、落ち込みや不安感が緩和され始める。
まだ学校のプレッシャーや勉強への意欲低下が見られる。
2か月後
てんかんの発作がほとんど見られなくなる。
勉強に対するプレッシャーやストレスを引き続き感じるが、だるさが軽減。
頭の重さや違和感が食後に少し出ることがあるが、排便は正常で快適。
鼻詰まりが気になるが、集中力が改善しつつある。
現在の状況
治療継続中。
症状は全体的に改善傾向にあり、特にてんかん発作がほとんど無くなったことに大きな進展を感じています。
日常生活への支障が減り、学校生活への取り組みも少しずつ改善している様子です。
体験を通じて感じたこと
漢方薬を始めてから、てんかん発作の頻度が大幅に減少し、不安感や落ち込みも軽減されました。
特に、睡眠の質が向上し、日中の眠気が少しずつ改善されてきたことが大きな変化です。
勉強のプレッシャーやストレスに悩む方にも、漢方薬が体と心のバランスを整える助けになると感じました。
まだ治療は続いていますが、この調子で更なる改善を目指したいと思います。