36歳(不妊・子宮内膜症・チョコレート嚢腫)1か月で妊娠

女性・36歳

症状

入籍後、すぐに子供が欲しいけれど、自分の体の状態に自信がなく上手くいくかとても心配だと、緊張気味で来店されました。
詳しく話をお伺いすると、20代の頃に子宮内膜症と診断され、長年ピルを服用されていたとのこと。
ピルの服用をやめて半年たつが、生理周期が不規則で生理痛がひどく、排便痛もあり、生理前は胃痛・腹痛・吐き気もあるとのこと。
病院の検査で両側の卵巣にチョコレート嚢腫が見つかりました。
その他の自覚症状として、胃腸が弱く、手足が冷える。
見た目もか弱く、声も小さくて、弱い体質なことは一目瞭然ですが、骨盤内は内膜症で強い炎症が出ている状態で、身体の不調に悩まされている様子でした。


経過

以上の状態から、身体が弱っている点と、骨盤内の炎症の点から、気血を補いながら巡りを整えて、湿熱(炎症)を除くための漢方薬(煎じ薬)をご用意しました。
また、長年ピルを服用したことで弱っている卵巣をサポートするために補腎の漢方「亀鹿二仙丸」もお勧めしました。
漢方薬の服用から1か月後に生理が来ないので、妊娠検査薬で調べたところ、陽性が分かりました。
まさかの1か月でという予期せぬ結果に大変驚き、喜びの声をいただきました。
その後の妊娠中も妊娠継続をサポートする目的で漢方薬を継続されました。

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更新日:2024-07-02