腎臓を健康に!一日に必要なエネルギーは?
腎機能を高める食事
慢性腎臓病の方は、BMIを25未満にすることがとても重要です。
まずはご自分のBMIを計算してみましょう。
BMIを計算することで、標準体重を計算することができます。
1. BMIによる肥満度の計算
肥満度:BMI(Body Mass Index)の頭文字をとったもので自分の身長や体重から求めます。
◎BMI = 自分の体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
※身長はメートルに換算します。例)165センチなら、1.65となります。
肥満度判定
18.5未満→やせ型
18.5~25未満→標準
25~30未満→肥満
30以上→重度の肥満
2. 標準体重の計算
日本ではBMIの値が22の時が一番病気の発症率が少ないとされています。
そのため、これに相当する体重を標準体重として算出します。
身長から標準体重を計算できます。
◎標準体重(kg) = 身長(m) × 身長(m) × 22
3. 1日に必要な適正エネルギーの計算
◎適正エネルギー(kcal) = 標準体重(kg) × 身体活動量(kcal/kg)
※身体活動量は現代人の大部分がやや低いにあてはまります。
標準体重1㎏当たり、25~30kcalが目安です。
【身体活動量の目安】
・やや低い(デスクワークが主な人・主婦)
25~30kcal/㎏標準体重
・適度(立ち仕事が多い職業:農作業・漁業など)
30~35kcal/㎏標準体重
・高い(力仕事の多い職業:土木建築業など)
35~kcal/㎏標準体重
身体活動量とは…運動(有酸素運動中心)と生活活動(生活の中で体を動かす機会すべて(仕事を含む))の二つを合わせたもの
BMI25以上の方は適正エネルギーを目安にお食事量を調整してみてください。
例)170cm、男性、デスクワーク中心の場合
1.7×1.7×22=63.58
63.58×25=1589.5
63.58×30=1907.4
1590kcal~1907kcalが適正エネルギーとなります。
◎管理栄養士がお勧めするレシピ
少しでも、摂取エネルギーを減らすのにおすすめなレシピをご紹介いたします。
塩分控えめ低カロリー献立【カロリー346kcal塩分2g】
◆鮭とキクラゲのホイル焼き~ポン酢ネギソース~
白ネギ 少し(1g)→みじん切り
ポン酢 大さじ1(18g)
ごま油 少し(1g)
◆作り方
◆ほうれん草の胡麻和え
黒すりごま 大さじ2(12g)
オリゴ糖 小さじ2(14g)
◆作り方
◆長芋のあっさり浅漬け
ヨーグルト 大さじ5
味噌 小さじ2
◆作り方
◆とろろ昆布のおすまし
◆作り方
公開日:2024-05-14
更新日:2024-05-14