腎機能を守るための塩の選び方
腎機能を高める食事
塩分に関する基本知識
腎機能が低下すると、「塩分」の摂取に気をつけなければいけないのはご存知ですよね。
「塩」には種類があるのをご存知ですか?
「塩」の主成分はナトリウム(Na)とクロール(Cl)という2つの電解質が結合した塩化ナトリウムです。
これは製品の裏側を見ると食塩相当量として表示されています。
同じ塩でも種類によってこの食塩相当量が違うのをご存知ですか?
一例)
- 〇イオン交換膜精製塩・・・食塩相当量99.5g/100g
- 〇再生加工塩・・・食塩相当量95.5g/100g
- 〇天然塩・・・食塩相当量86.36g/100g
つまり、同じ1gでも、塩化ナトリウムの量が違っているのです。
一般的に塩分摂取で問題になるのは塩化ナトリウムのことです。
塩分摂取量の目安6gも…
塩分摂取量の基準値は塩化ナトリウムそのものの値!!
同量を摂っても精製塩と天然塩では異なります。
外食や中食ではイオン交換精製塩を使われているので、自炊が少ない方は基準値を意識しましょう。
自炊される方は、ぜひ、裏の成分を見て選んでみましょう。
塩の種類
〇イオン交換精製塩
電気分解によって塩化ナトリウムを99%以上含んだ塩。赤いキャップでおなじみ食卓塩など。
〇再生加工塩
天日塩を日本の海水で溶かして加熱処理して再び結晶化した塩。瀬戸のあらじお、伯方の塩など。
〇天然塩
加熱処理していない、太陽の熱や風で乾燥させた塩。構成比は種類や産地で異なるが塩化ナトリウムは80%程度、マグネシウムなどの貴重なミネラルも含有。海の精、粟国の塩など。
まずは一週間気を付けてみませんか?
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公開日:2024-05-29
更新日:2024-05-29