腎機能の現状を知るためには?!
「自分の腎機能は大丈夫かな?」と気になることはありませんか?
人の寿命を決めるといっても過言ではない腎臓。
慢性腎臓病は早期発見・早期対処がとても重要とされています。
日頃から、異変に少しでも早く気付くためにできることがあります。
◎腎臓の現状を確認するには?!
尿の状態を確認することです。
トイレで尿をするたびに、
・色
・臭い
・回数
を確認しましょう。
尿の色 | 透明感のある淡黄色 | 健常者 |
---|---|---|
濃い黄色 | 脱水症状 | |
血尿 | 腎盂腎炎などの尿路感染症、尿路結石の可能性 |
尿の臭い | ほぼ無い | 健常者 |
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甘い匂い | 糖尿病性腎症を招く糖尿病の恐れ | |
アンモニア臭がきつい | 腎機能を低下させる尿路感染症の恐れ |
尿の泡立ち | 無い | 健常者 |
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泡立つ | タンパク尿の可能性 |
尿の回数 | 日中4~5回、夜間0~1回 | 健常者 |
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日中8~10回、夜間2回以上 | 頻尿 |
健常者と脱水症状の時の尿の色の目安
水分が不足し、脱水症状になっていると、尿が濃くなり、腎臓へのダメージが大きくなります。
水分補給をしっかり意識しましょう。
尿の回数は、腎機能が下がると頻尿になりやすいです。
ただ、慢性腎臓病が進むと逆に尿が作れなくなり、尿量、回数が減ることもあります。
更新日:2024-07-29