腎臓病が気になる方は安静にするのがいいって本当?!



●慢性腎臓病における運動療法


慢性腎臓病における運動療法

慢性腎臓病における運動療法

慢性腎臓病の治療では、これまで「安静第一」とされていました。
運動することで尿たんぱくが増加し腎機能に負担がかかると考えられていたためです。
しかし、現在では適度な運動は、慢性腎臓病に対して効果があることが明らかになってきています。

例えば、イギリスでG3~4の患者さんを対象に行われた試験でも、通常の治療のみのグループは腎機能が低下し、治療に加えて有酸素運動+筋トレを行ったグループはクレアチニン値、eGFR値の改善がみられたそうです。



●運動療法の効果


運動療法の効果

運動療法の効果
  • ・酸素摂取量の増加
  • ・心臓の機能の向上
  • ・自律神経の働きの向上
  • ・貧血の改善
  • ・睡眠の質の向上
  • ・不安・うつの緩和
  • ・生活の質の改善
  • ・日常生活動作の改善
  • ・前腕静脈が広がる
  • ・透析の効率の向上
  • ・死亡率の低下

などがあります。
ただし、運動療法が適さない人もいますので、心配な方は病院で確認してからがおすすめです。
慢性腎臓病の方は主治医から運動の許可を必ずとりましょう。

  • ・酸素摂取量の増加
  • ・心臓の機能の向上
  • ・自律神経の働きの向上
  • ・貧血の改善
  • ・睡眠の質の向上
  • ・不安・うつの緩和
  • ・生活の質の改善
  • ・日常生活動作の改善
  • ・前腕静脈が広がる
  • ・透析の効率の向上
  • ・死亡率の低下

などがあります。
ただし、運動療法が適さない人もいますので、心配な方は病院で確認してからがおすすめです。
慢性腎臓病の方は主治医から運動の許可を必ずとりましょう。



●運動療法が適さない人


運動療法が適さない人

運動療法が適さない人
  • ・高血圧(収縮期血圧180以上 拡張期血圧110以上)の方
  • ・糖尿病で250mg/dl以上の高血糖
  • ・BMIが30以上
  • ・急性腎炎
  • ・急激に腎機能が悪化している
  • ・心臓病で状態が不安定
  • ・ネフローゼ症候群(主治医と要相談)
  • ・慢性糸球体腎炎(主治医と要相談)


●おすすめの運動療法とは?!


運動療法の効果

運動療法の効果

ストレッチなどをしてから、有酸素運動と筋トレがおすすめです。
有酸素運動・・・ウォーキング、自転車こぎ、水中歩行

毎日ではなく、ウォーキングは週3~5回、筋トレは週2~3回行えばよいそうなので、運動習慣がない方は始めてみませんか?

※参考文献 腎機能がみるみる強まる食べ方大全

ストレッチなどをしてから、有酸素運動と筋トレがおすすめです。
有酸素運動・・・ウォーキング、自転車こぎ、水中歩行

毎日ではなく、ウォーキングは週3~5回、筋トレは週2~3回行えばよいそうなので、運動習慣がない方は始めてみませんか?

※参考文献 腎機能がみるみる強まる食べ方大全



公開日:2024-10-02
更新日:2024-10-02