腎臓病が気になる方が気を付けるべき生活習慣とは?!
●腎臓リスクをご存知ですか?
腎臓病は進行してしまうと元に戻らないと言われますが、発症や進行を予防することはできます。
福島県「県民健康調査」によると避難に伴う生活環境や食生活の変化が慢性腎臓病(CKD)発症のリスクと関連していたことが示されたそうです。
避難された方の中で肥満の合併症や喫煙のあったグループはCKD発症リスクが上昇していたり、ジュースを多く摂る人もリスクが高くなることが示されました。
また、野菜を多く摂るグループはCKD発症リスクが低下する傾向があったそうです。
まとめると
〇肥満
〇喫煙
〇ジュース(コーラ・カルピス・ソーダ・ミルクティなど)を多く飲む
↓
リスクが上昇する。
〇野菜を多く摂る
↓
リスクが低下する傾向がある。
このほかにも以前から、糖尿病や高血圧はCKD発症のリスクになるといわれています。
糖尿病とは、血糖値を下げるインスリンというホルモンの働きが落ちた結果、血糖値が高くなりすぎて下がらなくなる病気です。
血糖値が高くなり、高血糖が続くと血管にダメージが加わりやすく、腎臓の毛細血管のように細い血管ほどダメージを受けやすい傾向にあります。
糖尿病になってから10~15年くらいで腎臓が悪くなり糖尿病性腎症に陥りやすいといわれます。
糖尿病の数値が悪い人は気を付けましょう。→気を付ける方法は次回へ
また、肥満、ジュースを多く飲む方や、喫煙している方は見直してみましょう。
公開日:2024-12-04
更新日:2024-12-04