腎臓病が気になる方のダイエットとは?!
なかなか体重が減りません。そんなに食べてないのに。
というお声がありました。
腎臓病とダイエットには密接な関係があります。
肥満(BMI25以上)によって腎臓はより多くの体液や老廃物を処理しなければならず、腎臓に負担をかけることがあります。
腎臓病の進行を抑えたり、症状を軽減したりするためには、適切な食事管理と体重コントロールが重要です。
●ダイエット5つのポイント


-
1. 現状確認
まずはBMIを確認し、必要エネルギーを計算しましょう。 -
2. 適切な体重目標をたてる
目標の体重を決めます。ただ、急激な減量はカラダに負担をかけ、腎臓にも悪影響を及ぼす可能性があります。1ヵ月で3kg程度の減量ペースが安心です。 -
3. 塩分を控える
塩分の摂りすぎは腎臓に負担をかけ、高血圧を悪化させる可能性があります。だしやハーブなどを活用し減塩を意識しましょう。 -
4. タンパク質の摂取をコントロールする
腎臓病・腎臓病予備軍の場合、必要以上にタンパク質を摂取すると腎臓に負担がかかります。1日のタンパク質摂取量は体重1㎏あたり0.8~1.0gを目安にしましょう。魚、鶏むね肉、大豆製品など、良質なタンパク質を選びましょう。 -
5. 軽い運動をする
ウォーキングなどの軽い有酸素運動(20分~50分×3~5回)をすることで、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用によって全身の血流が促され、腎臓に酸素や栄養が十分にいきわたるので、腎機能の強化にもつながります。
-
1. 現状確認
まずはBMIを確認し、必要エネルギーを計算しましょう。 -
2. 適切な体重目標をたてる
目標の体重を決めます。ただ、急激な減量はカラダに負担をかけ、腎臓にも悪影響を及ぼす可能性があります。1ヵ月で3kg程度の減量ペースが安心です。 -
3. 塩分を控える
塩分の摂りすぎは腎臓に負担をかけ、高血圧を悪化させる可能性があります。だしやハーブなどを活用し減塩を意識しましょう。 -
4. タンパク質の摂取をコントロールする
腎臓病・腎臓病予備軍の場合、必要以上にタンパク質を摂取すると腎臓に負担がかかります。1日のタンパク質摂取量は体重1㎏あたり0.8~1.0gを目安にしましょう。魚、鶏むね肉、大豆製品など、良質なタンパク質を選びましょう。 -
5. 軽い運動をする
ウォーキングなどの軽い有酸素運動(20分~50分×3~5回)をすることで、ふくらはぎの筋肉のポンプ作用によって全身の血流が促され、腎臓に酸素や栄養が十分にいきわたるので、腎機能の強化にもつながります。
●おすすめの食材例


- • 主食:白米、胚芽精米、オートミール
- • タンパク質源:鶏胸肉(皮なし)、白身魚(タラ、スズキなど)、卵白、豆腐
- • 野菜:もやし、きゅうり、白菜、キャベツ(茹でてカリウムを減らす)
- • 果物:りんご1/2個、みかん1個、いちご3粒など
- • 間食:クラッカー(塩分控えめ)、小さな焼き芋(カリウムに注意)
避けたい食品
- • 塩分の多い食品:加工食品、漬物、インスタント食品
- • 無機リンが多く含まれている食品:食肉加工品、カップ麺、調理ずみ食品など
簡単な1日の食事例
-
朝食:
・白米(150g)
・青のりの目玉焼き
・茹でたキャベツのサラダ(ノンオイルドレッシング)
・リンゴ1/4個 -
昼食:
・トマトリゾット(胚芽精米ごはん60g)
・ハーブ香る野菜のピクルス→次回レシピ公開予定。
・みかん 1個 -
夕食:
・胚芽精米ごはん150g
・タラのホイル焼き(醤油少々)
・もやしときゅうりの和え物
腎臓病予備軍の場合、進行を防ぐことが最優先です。
特に、減塩やタンパク質の適切な管理を徹底しながら、バランスの良い食事を心がけましょう。
症状が出ている場合やステージG3b以降の方はカリウムの制限なども関係しますので、医師や栄養士に相談しながら進めることをおすすめします。
更新日:2025-02-19