卵子の老化は加齢のせい?
「加齢とともに卵子の数が減り、卵子自体も老化します」
「毎月生理が来ているから、まだまだ卵子だってあるはず」、「生理の状態が変わっていないから、卵子だって大丈夫……」などと安心している方も多いのではないでしょうか。しかし、残念なことに卵子も加齢とともに老化するのです。 では、卵子は老化するとは、どのようなことでしょう。お肌や体型のように、卵子も加齢とともに変化するのでしょうか?
答えの大前提として、知ってほしいのは、卵子は女性の体でつねに作り続けられるわけではなく、「原始卵胞」という卵子の元になるものが、生まれた時にはすでに卵巣の中にあることです。つまり、原始卵胞は自分の年齢と同じだけ年を重ねていきます。20歳の時の卵子は20年間、30歳の時のは30年間たった卵子だということです。見た目がどんなに若くても、卵子の年齢はその人と同じ年齢なのです。
卵子が年齢とともに減少する
また、生まれたときからある「原始卵胞」ですから、その数も決まっています。卵原細胞は母親の体内にいる間に増殖を終了して、出生以前に卵子への変化(分化)が始まり、途中で休止した状態で思春期を迎えます。その後、そのごく一部(一生の間に 約400~500個)が成熟して排卵されます。排卵される卵は選りすぐりの超エリートですが、年齢とともに卵子の数は減っていくだけで、あとから増えることはないのです。
みなさんは虚血再灌流(きょけつさいかんりゅう)をご存知ですか?血流は流れが良い時と悪い時があります。この間隔が短ければ短い程、活性酸素が発生しやすくなり卵子や精子の老化が進みやすくなるのです。特に夜スマホや運動、ストレスをかける生活をする人程、老化が早まります。
この調節法で血液の偏りや滞りをなくし、体全体に血液を分布させ、卵巣・子宮や精巣の血流を良くして、機能回復はもちろん、漢方薬の効果を上げていきます。施術を受けた方のほとんどが「お腹が温かくなった」と驚くのは、下焦の血流の滞りが改善された証です。この治療法の導入をすることで、今まで卵が育たなかった40代女性でも効果がでるようになってきました。冷えの自覚があるなら、三焦のどこかに血液の偏りがあるのかもしれませんよ。
更新日:2023-12-02