不妊相談FAQ - 漢方・鍼灸でよくあるお悩み

不妊相談のための漢方薬や鍼灸について、よくある疑問をまとめました。


不妊相談FAQ

妊活のための漢方の費用どのくらい?faq1
妊娠のための漢方や鍼灸って?faq1
基礎体温表や病院の検査結果は必要?faq3
漢方や鍼灸ってどのくらい続けたらいい?faq4
漢方と鍼灸って併用したほうがいい?faq5
病院の不妊治療と漢方や鍼灸は併用できる?="faq6"
妊娠したあとの漢方や鍼灸は?faq7
普段からしたほうがいいことはある?faq8
不妊相談は夫婦で相談したほうがいい?faq9
不妊相談をしようか迷っています。faq10

Q1 妊活のための漢方の費用はどのくらい?

漢方を始める時、気になる一つに「費用」があげられます。漢方にかかる費用について検討する時の大切な4つのポイントをご紹介します。
①漢方薬専門店にて提供する漢方は、ご相談者にあわせたオーダーメイド漢方です。
②漢方はご相談者のご年齢や体質、お身体の状態によって調合が変わるため、お値段も人それぞれ変わります。
③漢方は1カ月分の費用だけで判断するのではなく、大まかな見通しを立てて考えましょう。
④漢方は病院での不妊治療の金額ともあわせて検討しましょう。

誠心堂グループでは、煎じ薬や粉薬の場合、調合する漢方の組み合わせや量によって費用が変わり、月予算で2.5~5万円となります。漢方錠剤やパッケージ商品といった既製品では、1箱5,000~2万円ほどの商品を単独もしくは組み合わせて考えます。
また、補腎の漢方を用いる場合、それに加えて1万~1.5万ほどかかります。(補腎についてはこちら→「誠心堂メソッド:補腎活血コラム」へリンク)

不妊相談では、漢方の種類が豊富で体質や周期に合わせて細かく調整できる煎じの漢方をおすすめしております。もちろん、剤型や費用、効果など気になる点に合わせて調整することはできますので、ご納得して始めていただくためにもスタッフに遠慮なくご相談ください。

※漢方薬をお買い上げの方の相談・カウンセリングは無料です。
※ご相談のみで漢方薬の処方名、具体的なアドバイスをお求めの場合、中医学アドバイザーによるご相談料は、一回10,000円となります。

ココも知っておきたいポイント!
赤ちゃんがなかなかできないな、といった場合、まずは病院にて検査や治療を受けてみる方がほとんどです。病院治療の場合、妊娠するまでの治療期間は統計データによると平均25カ月、治療費総額は平均140万円です。
「病院治療すればすぐに妊娠できる」「病院だから安い」というイメージを持たれている方も多いのですが、結果を出すためにはしっかりプランを考えて取り組んでいきましょう。漢方や鍼灸では「妊娠しやすい身体作り」(文字リンク)を応援し、体外受精や顕微授精といった病院治療と併用していくサポートも行っています。卵子の質や子宮の元気、精子の質といった妊娠しやすい身体の環境を整えていくことは、漢方や鍼灸の得意分野です。


参考サイト NPO 法人 Fine(ファイン)
「不妊治療の経済的負担に関するアンケート」
「不妊治療の経済的負担に関するアンケート Part2」
参考データ
・保険適用の場合のタイミング法 数千円
・人工授精1回につき 15,000円〜25,000円
・体外受精1回につき 40~50万円



Q2 妊娠のための漢方や鍼灸ってどんなことをするの?

妊娠するためには、妊娠しやすい身体を作ることが何よりも大切です。妊娠しやすい身体を作るためには、卵子の質を守り育むことと子宮の血流量を増やすことが大切です。中医学では、前者には補腎薬をはじめとする体質に合わせた漢方を、後者には鍼灸施術を行います。いずれにしても、その方にあった方法を考えていきますので、まずはご相談ください。

★誠心堂でできること「妊娠しやすい身体づくり」へ




Q3 不妊相談には基礎体温表や病院の検査結果が必要なの?

基礎体温表や病院の検査結果がなくても相談できます。
不妊相談はカウンセリング・舌や脈などの四診(望診・聞診・問診・切診)から体質を見極めていきます。基礎体温表は体質の参考になり、漢方や鍼灸による体の変化をみるためにも測ることをおすすめしています。病院での検査結果、お薬手帳などについても、相談の参考にさせて頂きますので、ぜひご相談時にお持ちください。



Q4 妊活の場合、どのくらいの期間、漢方や鍼灸を続けたらいいの?

漢方薬や鍼灸は効果が出るまで時間がかかる、という印象を持つ方が多いと思います。
疾患やお身体の状態によっては、早ければその日や一週間程度で変化を感じることも多くあります。一般的に中医学には治るまでに発症してからの期間と同じくらいかかるという考えがあり、急性な症状であれば短い期間で改善することが通常ですが、慢性的な症状は、半年から年単位の時間がかかります。妊娠のための不妊相談の場合、例えばBBTの改善などは半年ぐらいから、徐々に身体の変化が感じられます。もちろん症状や漢方薬の種類、あるいは、生活改善の度合いによって様々です。妊娠のための漢方は、年齢・不妊治療歴・不妊症に影響する病気・体の状態などから、必要な漢方薬や量といったプランを決めて、1年間を目標にしっかりと身体づくりをします。



Q5 漢方と鍼灸って併用したほうがいいの?

併用をお勧めしています。漢方と鍼灸は中医学の両輪であり、お互いの長所を活かした効率的な計画を立てることができます。併用の際には計画を共有して連携するために、漢方薬局と鍼灸院は弊社グループ内でご利用いただくことをお願いしています。
特に妊活では、漢方の得意な「補腎」などの補う力と、鍼灸の得意な「三焦調整法」による血流のコントロール力の組み合わせにより、骨盤内に補腎の働きを集めるサポートを強力に行えます。

★誠心堂でできること「補腎活血」へ comming soon
★誠心堂でできること「三焦調整法」へ



Q6 現在、病院で不妊治療しているけど漢方や鍼灸との併用はできる?

高度生殖医療といった病院での不妊治療と中医学の併用については、学会等においても有効例が多数発表されています。実際に世界では西洋医学と中医学を連携する「中西結合医療」に注目が集まっています。誠心堂グループでは、高度生殖医療のクリニックや専門医の先生方とも情報共有を行い、必要に応じて不妊治療専門病院への紹介をしています。

★中医学について「中西結合医療」へ



Q7 妊娠したら漢方や鍼灸はどうしたらいい?

中医学では「安胎」という考えがあります。それはお腹の中の赤ちゃんや妊娠中の母体を安定させる方法であり、妊娠中の継続をお勧めしています。
漢方や鍼灸では妊娠中に起こりやすい、つわり、便秘、貧血、高血圧、逆子といった症状に対応することもできます。実際に、誠心堂グループをご利用されて妊娠された方の集計では7割近くの方が安定期以降も継続され、3割以上の方が出産近くまで続けられています。
妊活だけではなく、妊娠中や産後までのサポートを行っていますので、お困りのことがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。



Q8 漢方や鍼灸以外に普段からしたほうがいいことはある?

不妊相談では、現在の体質についてのご説明をいたします。
体質は、普段の生活や環境、ご両親から受け継いできたものや生まれついてのもの、成長過程での影響、性格や心理面など、様々な要因より形成されています。そのため、漢方や鍼灸だけではなく、ご自身の生活習慣を見直すことも体質改善につながります。
定期的なご相談時に必要に応じて、注意事項やアドバイスもお伝えしますので、この機会に、自分自身の生活習慣を見直してみることもお勧めしています。養生の情報については、HP、SNS、セミナーなどで発信していますので、ご確認ください。

★誠心堂でできること「養生」へ



Q9 不妊相談は夫婦で相談したほうがいい?

可能であればご夫婦での来店をお勧めしています。
ご夫婦で同じ目標に向かって取り組むことはとても良い方向に向かいます。実際にお二人とも漢方や鍼灸を始められるかどうかについては、現状の課題などをお伺いしたうえで、アドバイスをしています。
妊娠はご夫婦で取り組むべきことですが、まだまだ十分な認知が進んでいるとは言えません。ご相談では、ご夫婦がお互いの身体について、妊活や病院での不妊治療について理解を深められるようにお手伝いをします。
男性側が始められるにしろ、女性側が始められるにしろ、お互いを理解して進めることが大切だと考えています。



Q10 不妊相談をしようか迷っています

妊活を始めるとしたら、早ければ早いに越したことはありません。それは、どのお悩みでもそうですが、妊娠のための身体作りは少しでも早く始めることが肝心です。もちろん迷いや不安はあるかと思います。それを含めてご相談いただいて構いません。その方その方の人生プランに応じたご提案を心掛けています。
また妊活セミナーを定期的に開催していますので、まずは気軽にお話を聞いてみたい方はセミナーから参加してみてください。

★妊活セミナー情報へ



更新日:2023-12-02