正しいファスティングとは

正しいファスティングが元気な身体・内臓(腎臓・心臓・脳・肝臓)・命・美しさへと導く


美容と健康に関心が高まる中、ファスティング(プチ断食)は注目されています。

しかし、その真価は、ただの流行に留まらず、科学的根拠に基づく病気の予防や改善効果にあります。

特に、糖尿病や肥満といった生活習慣病や新現代病ともいわれる慢性腎臓病(CKD)の予防と治療および不妊治療において、ファスティングは効果を発揮するとされています。


現代人の消化管をリセットするファスティングは、私たちの祖先が経験した飢餓の状態を模倣します。

食事と食事の間に長い時間を設けることで、自律神経の働きが活発になり、内臓機能や血管の健康を促進します。

アンチエイジング医学の分野では、ファスティングがミトコンドリアの活性化や細胞のデトックス、オートファジー機構の活性化、成長ホルモンなど下垂体ホルモンの分泌促進や調整など、多くの健康上の利点をもたらすことが明らかにされています。


コラム1. オートファジーと16時間ファスティング

16時間ファスティングの所以ですが、16時間空腹状態が続くとオートファジーが作用します。
オートファジーというのは、栄養がなくなったから細胞の中の古いタンパク質や不要なものを1回壊し栄養素を補い、細胞を新しいものに変えてくれる作用です。
細胞が新しくなるのでアンチエイジング効果や認知症予防にもなります。


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更新日:2024-06-28