妊娠期のNG食材とは?!
NG食材
・水銀を多く含む魚 △


大きな魚には自然界に存在するメチル水銀がたまっています。
水銀は加熱しても減少しないので、水銀を多く含む魚は食べる量に気を付けましょう。
金目鯛、めかじき、本まぐろ、めばち:1週間に約80g程度目安
みなみまぐろ、まかじき、きだい、くろむつなど:1週間に160g程度目安
・生もの ✖


生ハム・スモークサーモン:食中毒菌の一種であるリステリア菌が心配。加熱して食べるのは〇
刺身:食中毒や寄生虫が心配。
生卵:サルモネラ菌が心配。加熱して食べるのは〇
ナチュラルチーズ(カッテージチーズ、モッツァレラチーズ、カマンベールチーズ、ブルーチーズ、ゴーダチーズ、チェダーチーズ、パルミジャーノ・レッジャーノ…など):生乳を加熱せずに凝固させています。リステリア菌が心配。加熱して食べるのは〇。
メーカーによっては加熱していて安全なものもあるのでパッケージ裏を確認するとよいですね。
→プロセスチーズ(スライスチーズ、個包装のカットチーズ)は加熱されているのでOK
・アルコール ✖


妊娠中の飲酒は胎児アルコール症候群になる可能性があり、赤ちゃんの脳の発育にも重大な影響をもたらすこともあります。
妊娠中は禁酒を!!
・コーヒー、お茶 △


カフェインは過剰に摂取するとママの血流が悪くなり、赤ちゃんの発育が阻害される可能性があるので、摂取量を守りましょう。
主な水分補給にはミネラルウォーターや白湯、ノンカフェイン飲料にしましょう。
一日の摂取目安量(1日200mg)
- ・コーヒー(150ml) 2杯程度
- ・紅茶(150ml) 3杯程度
- ・緑茶、烏龍茶(150ml) 6杯程度
・清涼飲料水、ジュース △


果糖液糖などの甘味料を摂りすぎると、胎児の発育に影響がすることもあるので控えましょう。
・菓子パン △


糖質が多く、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足しやすいので食事を菓子パンですませるのはNGです。
また、必要な栄養素が含まれず、トランス脂肪酸も心配。
・ひじき △


無機ヒ素が含まれますが、大量でなければ問題ありません。
水で戻すことでヒ素は半減します。
週に1~2回ひじきの小鉢を食べる程度であれば〇
・ハム・ベーコン・ソーセージ △


燻製肉には塩分が多く含まれます。また、妊娠中に大量に摂取しない方がよい調味料や食品添加物が多く含まれているので、量に気をつけましょう。
〇初期に気をつけたい
・ビタミンA(うなぎ、レバー) △


ビタミンAを長期にわたり摂取していると赤ちゃんのカラダにリスクが生じる可能性があるといわれています。
特に妊娠初期は影響が大きいため注意しましょう。
ただ、ビタミンAは目や皮膚の粘膜を正常に保ち、免疫力を高める働きがある大事な栄養素です。
過剰摂取に気を付けて適量は摂るようにしましょう。
サプリメントは過剰摂取しやすいので注意が必要です。
1日の摂取目安
- ・うなぎ:1/2尾
- ・焼き鳥のレバー:1/2本
- ・レバニラ:1/2食
更新日:2024-01-16