コロナ感染からの早期回復を東洋医学でサポート

2023/1/18

漢方相談薬局、鍼灸院を東京・千葉で20店舗展開している株式会社誠心堂薬局(本社:千葉県市川市、代表取締役:西野 裕一、以下 当社)では、新型コロナウイルス感染症に罹患された方が、早期に元の日常生活に戻れるように漢方薬や鍼灸を用いた回復のサポートを行っており、この度2023年1月16日より当社ホームページにて、コロナ後遺症による様々なお悩みについての情報や漢方薬で改善された症例の紹介を開始しました。



船橋店店舗外観

<誠心堂薬局 船橋店>



新型コロナウイルス感染症の後遺症(以下 コロナ後遺症)では、確立された治療法がないため、少なくない方が悩まれています。漢方や鍼灸といった東洋医学では、原因が明らかではない症状においても、体質を見極めて対応する考え方があります。
https://www.seishin-do.co.jp/symptoms/covid-19/



【コロナ後遺症とは】

新型コロナウイルス感染症から回復した後に、罹患後症状として様々な後遺症が見られる場合があります。WHO(世界保健機関)では「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2カ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの(通常はCOVID-19の発症から3カ月経った時点にもみられる。)」と、コロナ後遺症(post COVID-19 condition)について定義しています。

海外の報告では、診断から2か月で72.5%、診断から6か月で54%の方が何らかの症状を訴えているとの報告もあり、コロナ後遺症で悩む方は少なくありません。(参考:東京都福祉保健局 新型コロナウイルス感染症 後遺症リーフレット(第2版))

コロナ後遺症では、感染症の回復後も嗅覚・味覚障害や倦怠感、呼吸困難、記憶力の低下などのさまざまな症状が続くことがあるといわれています。このような症状についてはいまだ不明な点が多く、確立された治療法もありません。



【東洋医学の考え方】

東洋医学の一つである中医学には、病名ではなく、体質によって適切な治療方法を選択する「弁証論治(べんしょうろんち)」という基本の考えがあります。体質は、自覚症状や舌、脈、体格などの様々な情報を考慮して見極めます。そして見極めた体質に適した漢方薬やツボを選択し対応します。そのため、同じコロナ後遺症でお悩みの方でも、違う不調、違う体質であれば異なる漢方薬やツボを用いていきます。

当社では、中医学の専門家である、中国の中医師の資格を有する中医学アドバイザーおよび、中医師と同等の知識を有すると認められた国際中医専門員の資格を有する薬剤師・登録販売者・鍼灸師が、お悩みの方の相談にあたり、漢方薬や鍼灸治療だけでなく、生活指導を含めたアドバイスを行っています。それにより、感染症の回復後に早期に元の日常生活に戻れるように回復を促しています。



早期回復された症例の紹介

漢方相談風景

【症例】

当社HPにも掲載しているコロナ感染後の不調を早期回復されたいという目的で来店された3例をご紹介します。

1. 43歳、女性、嗅覚障害・味覚障害・だるさ
<経過>コロナ感染後から1か月後に当社漢方相談に来店、漢方服用を開始され2週間後に塩味と辛味がわかるようになった。4週間後にだるさが軽減され、6週間後に嗅覚・味覚が改善し、だるさもなくなった。8週間後に体調良好。

2. 44歳 女性、脱毛・だるさ・動悸
<経過>コロナ感染で入院、2か月後から脱毛がはじまった。動悸・イライラもある。脱毛が始まった2週間後くらいより漢方薬を求められて当社に来店。漢方薬の服用を開始して6週間で抜け毛が減少、3か月後には抜け毛は正常となり、動悸、だるさも改善された。

3. 54歳 女性、胃腸の不調・食欲不振・体重減少・精神不安・動悸
<経過>コロナ感染発症後は病院の受診が出来ず解熱剤を服用して過ごしていた。7日後に内科を受診し抗生剤を3ヶ月間服用したが回復せず、別の漢方外来で煎じ薬を服用したが改善が見込めず当社にご来店された。胃腸の働きを良くして自律神経を整える煎じ薬を服用し14日後に食欲はかなり改善した。更に6週間後、再就職を決めるまで意欲的になり安定傾向。

漢方薬の服用を希望される場合は専門家の指導のもと服用してください。
※個人差がございます

【今後の展開】

withコロナ時代において、健康をどう保っていくかということは非常に大切です。東洋医学の視点から健康や不調についての情報発信を行い、今後も皆様の健康に寄与できるように務めてまいります。

スタッフ


【監修】

王 全新(おう ぜんしん)
中医学アドバイザー・医学博士・登録販売者
寧夏医学院卒/中医師(中国)
京都大学医学部加齢医学修了
順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了
誠心堂グループにおいて、中医学アドバイザーとして漢方相談を受け持つ傍ら、五行人相学のセミナー・スクールにおいても講師を務める

本件に関するより詳しい内容をご希望でしたら、当社ではマスコミの方の取材お申し込みを随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。

【取材依頼・お問い合わせ先】
会社名: 株式会社誠心堂薬局
担 当: 本部 広報担当 片岡 詩麻
電 話: 047-300-2293
メール: s_kataoka@seishin-do.co.jp


誠心堂薬局 本社広報