鍼治療で体を整え、これで最後と決めた体外受精で妊娠出産！

―妊活はいつから？

もともと生理不順で学生時代に生理が来ない時期もあり、26歳で結婚してすぐに妊活を始めました。早めに始めたもののなかなか授からず、病院のタイミング法で初めて妊娠しましたが心拍確認前に流産してしまいました。その後、薬でホルモンバランスを整え、人工授精で再度授かったものの心拍確認後に流産。妊娠は自然に授かるものだと思っていましたが、実際にはなかなか難しく悩んでいました。

―誠心堂の鍼灸治療はどのようなきっかけで始めましたか？

住んでいるところの近くに実績がありそうな鍼灸院があり、そこで初めての鍼治療を行いました。その時は結果にいたらないものの、肩こりなどの体の不調は良くなりました。

年齢とともに採卵が難しくなって「今回を最後の不妊治療にしよう」と思い、病院に通いやすいところにあった鍼灸院爽快館に通い始めました。

―鍼灸の施術を受けて体調はどうでしたか？

最初は肩こりが解消され、冷えとむくみも良くなりました。鍼は終始気持ちよく受けられ、施術した日から二日間は体がポカポカする実感があり、高温期が長くなったようにも感じました。

小川先生と小林院長のお二人に担当していただきました。メインが女性の小川先生で出産経験もあり、二人のお子さんもいて妊娠中の具体的なお話やいろいろな経験談をうかがえたのでとても心強かったです。

小林院長は優しくて、出血したときやグレードが良い胚ではなかったことを話した時にもネガティブな発言がなかったので安心でき、前向きになれました。

—妊娠までの経緯は？

結果的に誠心堂での鍼灸治療開始から1年で妊娠することができました。

採卵して体外受精をするのは、これで最後。『期間は1年』と決めていた間に妊娠しました。妊娠がわかったときは、まさか結果が出ると思っておらず、うれしい反面、心配が大きかったです。

妊娠反応後に出血もあったので、隣接の薬局からの漢方を服用しながら、鍼治療を週1回継続しました。

—妊娠中や出産・産後について教えてください。

つわりで食べられない期間が2か月くらいあり、その間はつわりを軽減するツボに置き鍼をしてもらいました。

出産では、コロナ禍のため家族に立ち合ってもらうことができず、なかなか連絡もとることができないという状況で不安でしたが、産後は母子ともに健康に過ごしています。子供は出産時から大き目で、同じ年齢の子と比べても骨格がしっかりしていて、すごく元気です。日々、どんどん大きくなるのを感じます。

―妊活を振り返ってみるといかがでしょうか。

長かったです。鍼治療は自分に合うところに行った方がいいですね。最初は鍼に対しての恐怖心や抵抗があり、初めに通っていた鍼灸院では施術後にだるさが出て、リラックスをして臨めてはいませんでした。それに対して、爽快館での鍼治療では痛みやだるさが出にくかったので緊張せずに安心して通えました。

―妊活を同じように頑張っていらっしゃる方へ応援メッセージをお願いします。

自分は治療期間を決めて行いました。早めに治療を開始することが一番大切だと思います。鍼灸院などはリラックスして通えるところに行くのがいいですね。仕事をしながら治療を続けることは大変ですから、リラックスできる場所やリラックスできる方法を探すのがおすすめです。

鍼灸院爽快館　蒲田店のお客様

取材日：2022年4月28日