流産を2回経験…。どん底からの“奇跡”を体験しました。

―漢方を始めたきっかけは？

誠心堂にお世話になるまでに人工授精、体外受精、顕微授精を数回経験しましたが妊娠には至らず。体外・顕微受精では採卵して卵の数はとれるものの育つのは1～2個のみで質の良いものが取れなかったんです。流産も2回経験し、私が妊娠できる可能性はないのかと泣きながら不妊治療について調べた時に誠心堂を知りました。藁にもすがる思いで、「とりあえず相談するだけでも…」と思い足を運びました。

-漢方を服用してどうでしたか？

私は偏頭痛持ちで、肩こりや喘息もあったので、身体の調子を整え卵子の質をよくするための漢方薬をもらいました。誠心堂の鍼灸院にも通い、漢方薬との併用を続けることに。体調が徐々に全体的に良くなり、偏頭痛などの症状も楽になってきました。スタッフの皆さんが色々と話も聞いてくださったので、心も体も元気になっていく感じがしました。治療を開始して2ヶ月経った頃、凍結してあった受精卵を戻しましたが判定はマイナス…。自分の体調のことを考えて半年～1年くらいは漢方薬と鍼灸治療を継続しようとは思っていました。服用して3ヶ月頃、再度採卵を行ったのですが、なんと7個もの受精卵を凍結することができたんです！本当に奇跡だと思いました。

-妊娠・出産は？

妊娠したのは誠心堂での治療を開始して半年くらい経った頃で、1個目の凍結胚移植での妊娠でした。流産を経験していたので、安定期に入るまでは安心できず怖さがありました。妊娠したことを実感したのはお腹が少しずつ出てきた頃でしたね。その後、無事に出産。今、子どもと過ごす毎日は大変ですが、その大変さも生まれてきてくれたから味わえること。大変だけど楽しい、大変だけど嬉しい。そんな毎日を過ごしながら、第2子妊娠の為に、今も漢方薬を継続しています。

津田沼店のお客様

取材日：2018年8月24日

取材協力：地域新聞社

掲載紙：ちいき新聞　津田沼版　2019年２月22日号