2度の流産を乗り越え、漢方で自然妊娠・高齢出産

―妊活はいつから？

結婚したのは35歳です。その頃、まわりの友人たちはすでに結婚して子育てをしている状況で、取り残されて行くような焦りを感じていました。そこで36歳から生理周期や排卵日を特定できる妊活アプリを使い、タイミングを取り始めました。ところが自然妊娠が確認できたものの流産し、その半年後に再度、自然妊娠しましたがまた流産してしまいました。

病院に行き医師に相談すると、もし3回目の流産があった場合には検査をした方が良いと言われ、予約が混んでいて検査できるのは早くても1か月後になるとのことでした。病院でかかる治療費について経済的に不安があったこともあり、今すぐ始められそうな漢方を身体作りのためにも試してみようと思いました。勤務先の通り道で見かけていた誠心堂薬局船橋店に来店してみました。

―はじめての漢方相談はどうでしたか？

東洋医学の知識を持った先生から普段聞けないようなお話をうかがえたことで、新たな発見があり、もやもやした気持ちが晴れていくような感じでした。それまでは、『なんで自分だけ…』とマイナス思考だったのが気持ち的にすっきりしました。

漢方を飲み始めて2週間ほどで便秘体質が改善されました。その他に大きな変化はなく体調が崩れることもなく、漢方を始めてから良い意味で現状維持できていたのかなと感じます。

その後の相談でも担当の先生には、いつも変わらず良くしていただき、他のスタッフの方々も優しく接してくださいました。

―漢方服用２か月での自然妊娠とお伺いしましたが、妊娠の経緯を教えてください

先生からタイミングについての的確なアドバイスをいただきました。妊娠が分かった時はすごくうれしいと言うよりも、38歳高齢妊娠でやっとスタートラインに立てた、という気持ちでした。

過去に2回流産しているので、『絶対この子は無事に産むぞ、今度こそは』という強い気持ちで過ごしました。自然妊娠できたこともあり、あとは経腟分娩、安産を願い、妊娠中も漢方を継続しました。

―産後について教えてください

産後は身体が思うように動かなかったり、退院して1週間ほどは子供があまり寝てくれなかったりしましたが、その後は母乳も良く飲んでくれて、身長・体重も問題なく、母子ともに経過良好でした。今回が自然妊娠・経腟分娩だったので第2子の可能性を期待しているのと、社会復帰する時に困らないようにと、産後も漢方を継続しています。

—妊活を同じように頑張っていらっしゃる方へ応援メッセージをお願いします

これまでの妊活を振り返ってみて、日々を大切に、バランス良く過ごす、漢方薬だけに頼るのではなく、しっかり休んで食事もバランス良く、運動も適度に取り入れることが大切だと感じています。

私の場合は高齢出産なので、子供の成長とともに大きな病気はしないか、それによって障害が残ったりしないか等の心配はありますが、漢方を続けたからこそ仕事も最後まで続けることができ、かつ安産で、子供は産まれた時から髪の毛がフサフサ、出生体重も2,880ｇで問題なく、母子ともに健康でいられました。希望を捨てずに、諦めないで漢方を試すのも良いと思います。

誠心堂薬局　船橋店のお客様

取材日：2022年9月13日