お客様の声
【動画インタビュー】低AMHと子宮頸がんを克服、二人のお子様授かりました
M・Sさん
32歳
漢方・鍼灸・子宮頸がん軽度異形成
Q. 中医学(漢方と鍼灸)の治療を始めようと思われた思いやきっかけを教えてください。
A. 一番最初が、子宮頸ガンを発症していることが分かって、軽度異形成だということで、進行性のウイルスを持っていたので、お医者さんの方から「早く妊娠した方がいいよ」と言われて、そこから不妊治療というか、妊活をはじめました。
その中で、AMHが低いということがわかって、46歳くらいのAMHの値だったんです。もう卵の数が残り少ないということだったので、それもあって早めに妊娠しないと、残り期間が悠長に考えていられないということで、この1年で何が何でも妊娠をしたいと思ったことがきっかけで、妊活について調べ始めました。
その中で、「血流をよくする」というところのひとつに、鍼灸や漢方が非常に効果があるよと、インターネットとか妊活の本とかで調べていくと出てきて、「やってみようかな」という気持ちで始めました。
もともと血流もそんなに良くなかったので、そういうことも、妊活していく中で改善していった方がいいというふうに思ったので、鍼灸と漢方を始めました。
Q. 漢方薬と鍼灸をどのような思いで続けられましたか。
A. さきほども言いましたけれども、AMHが低くて、早く結果を出したい。
自分の中で「1年以内には妊娠したいな」っていう強い思いがあったので、とにもかくにも、何でもやっていこうという風な気持ちが一番にありました。
漢方と鍼灸をすることによって、血流がよくなったりとか、仕事をしながらだったので、忙しい時期とかは風邪をひいたりとか色々出てきましたけれども、そういった時でも一緒にケアをしてやっていけていたので、「これを続けていったら、妊娠ができるかな」という、そういう思いで続けてきました。
Q.特に大変だったことがあれば教えてください?
A.妊活を始めて、漢方を始めて8か月後くらいですかね。無事に1人目を妊娠することができて、ただそのあと心拍確認をしたときに、「すごく心拍が弱まっている。このままだと、ちょっと残念な結果になるよ」っていうふうに、お医者さんに言われてしまって。
すぐに漢方の先生に電話をして、「どうしたらいいですか?」って相談をして、漢方の合う薬を調合していただいたりとか、鍼とお灸をして身体を整えていただいて、そのあと1週間後に妊娠・心拍確認しにいったら、無事にちゃんと正常通りに戻っていたということが、妊娠中で1番大変だったとことですかね。
漢方の先生から言われたのは、子供が弱まっているのではなくて、自分の身体が一番そのときに不安定な状態だったっていうことで、すぐに鍼を打って血流を改善して、一週間少しお仕事をセーブしながら、家で療養して、ということがありました。
Q.鍼灸と漢方薬を併用して良かったなと思うところを教えてください。
A.不妊治療中に、私の場合はタイミングを取って、人工授精をして、体外受精をしてという過程を踏みましたけれども、特に体外受精の移植前後については、鍼をお腹や子宮の周りにしっかり打っていただいて、血流を整えてもらって、移植後については、着床しやすいように、鍼を打っていただいて、というところもあって、一回目の体外受精で、一人目を無事に妊娠することができたので、鍼灸をやっていてよかったです。
漢方についても同じく、それぞれの自分の体調に合わせて、それからタイミングとか、人工(授精)とか、ステップにも合わせて整えていただいていたので、それもあって無事に妊娠は成功できたんじゃないかなと思います。
Q. 担当の先生やスタッフのアドバイスで励まされたことや印象に残っていることがあれば教えて頂けますか?
A. 一番は、特に大変だった「心拍が弱まっていた」というときに、すぐに漢方(薬局)に電話して、先生にみていただいて、その時に言われたのが、「母体を整えることによって、この子はよくなるよ」「心拍戻るよ」ってすぐに言ってくださったときが、一番励まされたというか、安心して先生にお任せしていれば、ちゃんと妊娠が継続できるんだな、というように印象に残っています。
あとは余談ですけれども、2人目を考えていて妊活をしているときに、すごく仕事が忙しくって、普段は頭痛が全くないんですけれども、急に頭痛が酷くなって1週間つらくって、倒れこむくらいで、その時にまず、「あ、漢方(薬局)に電話しよう」となって、漢方薬局にお電話して、相談して、みていただいたんですよね。
そしたら先生が、「あれ?頭痛ってバファリンとかそういうの飲むじゃない」って言われて、「あ、確かにそう言われれば頭痛薬って世の中にあるな」って思い、でも全くもって、薬局とかで売っているようなお薬を飲もうっていう気持ちというか考えが頭に浮かばなかったっていうぐらい、「先生のことを信頼して、漢方を飲むことによって改善しよう」っていう気持ちがすごくあって、「あ、私ってけっこう漢方に支えられてるんだな」っていう風に思ったのが自分の中で印象に残っています。
Q. 妊娠された時の喜びやお気持ちを教えてください。
A. 一番は一人目を妊娠したときの喜びが非常に大きくて、やはり一人目のときって気持ちも焦っているし、タイミングとか人工(授精)してもダメだった。体外受精がいわゆる最後の治療というところもあるので、「これで妊娠しなかったらどうしよう」っていう焦りが非常に強かった中で、結果を見たときは非常に嬉しくて、「あぁ、よかったな」って言うのはあります。
「妊娠できない理由」っていうのが、私の場合はなくって、何が原因かがわからなかったので、体外受精しても上手くいかないかも分からない中で、漢方と鍼灸を続けていきながら、不妊治療も続けて、無事に妊娠できたなっていうのが、非常に嬉しかったというところですね。
Q. ご妊娠中の体調について何か印象に残っていること、お伝えしていただけることがあればお話しいただけますか。
A. もともと私自身が、そんなに体が強くない体質で、小学生の頃から肩こりとか持っていましたし、腰痛もあったり、妊娠していく中ではむくみが出たりとか、胃腸の方もそんなに強くない身体なので、胃腸炎とか逆流性食道炎とか、色々症状がでてくるんですけど、その度に、1週間に1回とか2週間に1回、鍼灸と漢方でみていただくことで、悪化しないように改善してくださって、症状に合わせて自分の身体をみていだだいてケアをしてくださるので、そんなに「これがひどくてつらかった」とかは一切ないと思う。
つわりも、私無くって。「気持ち悪くて、動けないわ」っていう話も聞きますけれども、一切そういうのもなかったので、あとで思い返してみれば、もしかしたらそういった漢方とかをやってきていることが、もともと体質が弱かった中で、改善してきているのかな、って思いました。
あとは、2人目を妊娠した直後ですかね。妊娠した直後にインフルエンザにかかったりとか、心拍確認するときに急性胃腸炎にかかったりとか、1人目の子供から、もらう病気を全部もらっちゃいまして、でもそのたびに漢方で整えていただいたりしたので、無事にいま2人目がお腹の中で妊娠継続しているという状況です。
Q. 妊活中の方へのメッセージをお願いします。
A. 妊活は「これをやったら成功する」とか、ゴールっていうのがなかなか見えなくて、不安も焦りも「どうしたらいいんだろう」っていう気持ちもあるし、時間とかもあるし、もちろんお仕事されている方だと、通院とか通えるところで限度があるんですけれども、迷っているくらいなら、早めにトライしてみてもらいたいな、っていうのがあります。
私自身は漢方と鍼灸を続けることで、非常に相性が良くって、もともと「妊娠しよう、妊活しよう」と思ったきっかけの子宮頸がんが、1人目を妊娠して出産したあともまだ残っていて、子宮頸がんが進行もして、中度異形成までレベルが上がったんですけれども、2人目を妊活する上でも、また鍼灸と漢方を続けていて、どうも身体全体が整えられたようで、2人目を妊娠した時に、子宮頸がんも全部治っていて、すっかり綺麗になっていたんですよね。井上先生にお話ししたら、「母体がすごく体質改善してきたので、悪いウイルスもやっつけられるようになったんだよ」って、いうふうに言ってくださって。
私自身が「漢方と鍼灸をやってきてよかったな」って思って、今も続けているので、ぜひぜひ迷っていらっしゃるんだったら、まずは漢方と鍼灸、トライしてみていただくといいかなと思います。
学芸大学店のお客様
取材日:2019年8月17日