
店舗お知らせ
- 銀座
- 2025/06/24
食中毒に気をつけろ!~菌をつけない・増やさない・やっつける~
梅雨が始まったかと思いきや、急に気温が上がり蒸し暑い日が増えてきましたね。
この季節に気をつけたいのが【食中毒】です。
この高温多湿の気候は食べ物が傷みやすく、また湿気により胃腸の働きが弱まりがちなので食中毒が発生しやすくなります。
中医学では「食中毒」を邪気(細菌やウイルス)の侵入によって脾胃がダメージを受けた状態を考えます。
邪気が脾胃を傷害して脾の運化機能が失調、体に合わないものを外へ出そうとして下痢や嘔吐が起こります。
お腹が冷えた状態ですと、脾(=胃腸)の働きが低下し、食中毒や消化不良などの胃腸疾患にかかりやすくなります。
食中毒の予防には①食物の腐敗や変質を防ぐこと ②体の免疫力や胃腸の働きを高めることが大切です。
① 食物の腐敗や変質を防ぐ!
☆殺菌効果のある食材をうまく活用しましょう!
生姜、みょうが、ネギ、玉ねぎ、大葉、梅干しなどの薬味
わさび、唐辛子、お酢などの調味料
☆お弁当づくりにひと手間を!
・なるべく加熱したおかずにする(煮物など水分が多いと危険!)
・ごはんを炊くときは、梅干しを入れた酢飯にする
・キッチンペーパーにお酢をつけてお弁当を拭く
・トマトのへたはとる
② 体の免疫力アップ!胃腸の働きアップ!
胃腸を元気にする食材
山芋、かぼちゃ、じゃがいも、オクラ、鶏肉、白米、大豆…
余分な水分=湿を取り除く
小豆、ハトムギ、インゲン豆、黒豆、トウモロコシ、玉ねぎ…
夏を元気に乗り切るためにも、食中毒の基本的な予防は
・つけない! ・増やさない! ・やっつける!
意識していきましょう!
- 銀座
- 2025/06/12
~尿もれで漢方・鍼灸!?~
そもそも尿もれとは、排尿のコントロールがうまくいかずに意図せずに尿が漏れてしまう症状です。
加齢や出産、病気など様々な原因で起こりえます。
尿もれは、日常生活に支障をきたすだけでなく、精神的な負担も増すことがあります。
尿もれにも種類があります。
腹圧性尿失禁:咳や笑いなどの腹圧がかかった時に尿が漏れる。
切迫性尿失禁:急に尿意が強くなり、我慢できずに漏れてしまう。
溢流性尿失禁;尿が出にくく、膀胱に尿が溜まり、尿が漏れてしまう。
機能性尿失禁:身体の機能低下や認知症が原因で尿漏れが起こる。
また女性に多いと思いがちかもしれませんが、男性でも起こりえます。
男性の場合、前立腺肥大症、過活動膀胱、ちょい漏れなどが挙げられます。
女性でも男性でも共通して起こる根本原因は骨盤底筋のゆるみから起こります。
最近では20代からでもなる方が増えています。
主な原因としては
・座る時間が長い(長時間のトイレなども)
・運動習慣がない
・パソコンやスマートフォンを長時間使用している
・喫煙している
・生理前・生理中
などの原因があります。
では漢方ではどのように効果的なのかというと、
腎の機能を補う・脾の気を補う・気の滞りをとる・血の滞りをとるなど体質によってアプローチ方法は様々です。
鍼灸治療では骨盤内へのツボを使い刺激していきます。
また骨盤調整などで姿勢を整え、骨盤底筋を鍛えることも重要です。
日常生活に支障をきたし、お困りの方はぜひ1度当店へお越しくださいませ。
- 銀座
- 2025/05/17
お茶で水分調整を!~湿気に負けない体づくり~
温かく過ごしやすい季節からジメーっと暑い日が増えてきましたね。
中医学ではジメジメとした湿気を湿邪として考えます。
体に余分な湿気がたまると、舌にベッタリと苔がつき、皮膚がべたつく、口臭・体臭が出るなどの特徴があります。
湿は体内の水分の巡りが悪くなる、湿度が高い日が続く、飲食物の不摂生などで体内に蓄積していきます。
湿が体内に溜まると、体が重だるい、浮腫む、気分がスッキリしない、疲労感、食欲がない、
頭重感、皮膚のジュクジュクなどの症状にもつながりますので、湿をためこまないようにすることが大切です。
~5月は新茶の季節~
お茶には消化をサポートするだけでなく、体にこもった熱を冷まし、体内の水分バランスを整え、
余分な水分を取り除く作用も期待されます。
○ 緑茶
身体の熱を冷まし、余分な水分の排出を促します。苦味には解毒作用が期待されており、食中毒予防にも◎!
○ ジャスミン茶
体内の気の巡りを良くし、水分代謝をスムーズにします。
ミネラルやビタミンが豊富で美容をサポートするだけでなく、香りも良く楽しめます。
~お茶の飲み方~
・常温または温かいものを飲む
温かい飲み物は身体を温め血行を良くします。夏の暑い日は冷たいお茶を飲みたくなりますが、
冷たい飲み物は胃腸を冷やし働きを低下=水分代謝を低下させます。
・大量のお茶を一気に飲まない!
一度に大量の水分をとると、胃腸に負担がかかり水分を滞らせてしまう原因となるためNG!!
少量をこまめにとるよう心がけましょう。
これから迎える梅雨の時期はジメジメがMAXに…
本格的な梅雨を迎える前に、体内の余分な湿気を取り除いて体調を整えておきましょう!
- 銀座
- 2025/05/04
ズキズキ・ガンガン~辛い頭痛の対処法~
頭痛は、慢性頭痛である片頭痛・緊張性頭痛・群発性頭痛の3タイプ分類され、天気痛というものも最近言われるようになってきています。
片頭痛:ズキンズキンと脈打つような痛み。女性に多く、吐き気や嘔吐を伴うことも。
緊張型頭痛:頭全体が締め付けられるような痛み。過労・ストレスなどが原因で起こります。
群発性頭痛:片目の奥の激しい痛み。男性に多くみられ、数週間から数か月頭痛が続きます。
天気痛:雨の日や低気圧時などに起こる頭痛。
中医学では、慢性化したり繰り返したりする場合は、体内に不調があり、頭痛が起こりやすい体質になっていると考えます。
肝うつタイプ:ストレス頭痛、
気血不足タイプ:疲労で頭痛が起こりやすい
腎の虚弱タイプ:疲れると頭痛がする、慢性頭痛
痰湿タイプ:頭が重く痛い、雨の日に頭痛がする。
瘀血タイプ:刺すような頭痛、ズキズキする頭痛
に分けられます。
頻繁に起こると仕事や生活にも支障が出てしまうので、頭痛に悩まされている方は積極的に体質を改善していくようにしましょう。
また暮らしのケアとして、適度な運動で気・血の巡りを促しましょう。日常に楽しみを見つけて上手にストレス発散し、食生活を整え、暴飲暴食は控えましょう。入浴をして温まり、十分な睡眠をしっかりとりましょう。
それでもなかなか改善しないという方は、漢方や鍼灸治療がお勧めです。
1度ご相談くださいね(^^)
- 銀座
- 2025/04/21
油断は禁物!~紫外線疲労に気を付けよう~
ようやく気温が上がり、春らしさを感じる日が増えましたね。
お出かけの機会が増える季節ですが、その時に欠かせないのが“紫外線対策”です。
紫外線は3月ごろから急激に強くなりはじめ、真夏前の5~7月頃にピークを迎え、9月頃まで強い状態が続きます。
長い時間日光に当たると、運動をしていなくても「疲れた」と感じたことはないでしょうか?
実は目から入る紫外線の刺激は、脳へ伝わり全身に影響して大量の活性酸素=疲労物質を作り出してしまいます。
すると体は酸化ストレスを受け、自律神経が乱れる、消化機能の低下、ぐったりするほどの疲労感などにつながってしまいます。
紫外線からの疲労を軽減するには、
①抗酸化力が高い食材をとる②紫外線を浴びないようにすることが大切です。
① 抗酸化力が高い食材
トマト、キャベツ、大根、黒豆、黒ゴマ、ブルーベリー、なす、ブロッコリー…
元気を補う=補気の食材を組み合わせられると疲労回復にGOOD◎!
山芋、じゃがいも、かぼちゃ、大豆、枝豆、米、玄米、豚肉…
② 紫外線をシャットアウト!
日傘や帽子、サングラスの着用
日焼け止めを数時間おきに塗る
内からも外からも紫外線対策をしましょう!